リーク(Reek)は惑星イリーシアやコーディアン・ムーンに生息した頑強な4足歩行クリーチャー。頭頂部と両頬に3本の長い角が生えており、がっしりとした体格だが動きは素早かった。リークはもともと草食動物だったが、肉を食べさせて凶暴に育てることもでき、ジオノーシスではリークが処刑用の獣として使われていた。
生態と特徴[]
惑星イリーシアやコーディアン・ムーンの草原に生息するリークは、両頬と頭頂部に3本の長い角を持つ屈強な草食動物だった。リークは4足歩行で、皮のような質感の皮膚を持ち、見かけによらず素早く走ることができた。平均体高は2.24メートル、中には4メートルの個体もおり、平均体長は4メートルだった。短気な性格で、敵を倒すときは突進して角で突き刺すか、太い足で踏みつぶした。リークはもともと草食だが、獰猛さを引き出すため肉を与える飼い主もいた。リークは食べたものによって皮膚の色が変わり、普通は茶色や灰色、中には黄色の個体があり、肉を食べさせられているリークは濃い赤色だった。
歴史[]
リークは力強さと傷つきにくさを買われて銀河系各地の星に輸出されていた。ジオノーシスのペトラナキ・アリーナでは囚人の処刑用に飼育され、ジオノージアンの調教師が思い通りに操れるよう、鼻に金属の輪が通されていた。クローン戦争の直前、ポグル・ザ・レッサー大公はパドメ・アミダラ元老院議員、ジェダイ・ナイトのオビ=ワン・ケノービ、パダワンのアナキン・スカイウォーカーを処刑するため、アリーナにリーク、ネクスー、アクレイを放った。しかしスカイウォーカーはフォースを使ってリークを手なずけ、背中に飛び乗ってジオノージアンに抵抗した。ジェダイの攻撃チームがアリーナに到着してジオノーシスの戦いが始まった後、このリークは賞金稼ぎジャンゴ・フェットに襲い掛かったが、ブラスター・ピストルで撃ち殺された。
クローン戦争中、独立星系連合のグリーヴァス将軍は惑星サルーカマイでリークに騎乗した。また、トランドーシャンのビッグ・ゲーム・ハンターであるガーナックは、浮遊要塞の戦利品室にリークをはじめとする猛獣の頭部を飾っていた。
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 (初登場)
- スター・ウォーズ ジャーニー ビギンズ
- クローン・ウォーズ – 砲火を抜けて (間接的に言及)
- クローン・ウォーズ – 逃亡者
- クローン・ウォーズ – 囚われのパダワン パート1 (頭部のみ)
- クローン・ウォーズ – 囚われのパダワン パート2 (頭部のみ)
参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ フォースの覚醒:ヘッド=トゥ=ヘッド
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- Every Creature in the Star Wars Movies - Star Wars Kids YouTube 公式チャンネル
- Reek - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- Reek - 公式データバンク