- 「王としてモン・カラマリの全住民に忠誠を誓う」
- ―王位に就いたリー=チャー[出典]
リー=チャー(Lee-Char)は惑星モン・カラ出身のモン・カラマリ男性で、83代目のモン・カラマリ王国の国王。クローン戦争真っただ中の20 BBY、リー=チャーがまだ王子だった時、彼の父親であるヨス・コリーナ王が分離主義勢力の陰謀で暗殺された。その結果、モン・カラを母星とするモン・カラマリとクオレン種族のあいだに内戦が勃発した。リー=チャー王子は指導者として未熟ながら、ギアル・アクバー率いる惑星防衛隊や、銀河共和国が派遣したジェダイに助けられて戦いを生き延び、分離主義者を惑星から追い出して再びクオレンと和解する手段を模索した。最終的にリー=チャーはクオレン孤立主義同盟のノーソア・ライを説得し、分離主義勢力に立ち向かわせた。自ら分離主義者のリフ・タムソン司令官を倒し、二種族を勝利へ導いたリー=チャーは、晴れてモン・カラの新国王として認められた。
戦争が終わり、銀河帝国が台頭した後、リー=チャー王はオーダー66を生き延びたジェダイ・パダワンのフェレン・バーを秘密の顧問にした。バーの助言のもと、リー=チャーは帝国から突き付けられた一方的な協定を拒絶した。しかしバーの目的はモン・カラを帝国と敵対させることであり、そのためには大勢の犠牲もやむなしと考えていた。18 BBY、モフ・ウィルハフ・ターキン率いる帝国軍がモン・カラ侵略を開始すると、リー=チャーはアクバーとラダスに防衛戦の指揮を命じた。しかしモン・カラは厳しい戦いを強いられ、リー=チャーも一度はダック・シティで尋問官の手を逃れたが、間もなくロイヤル・コマンド・バンカーでシス卿ダース・ヴェイダーに捕まってしまった。リー=チャーが為すすべもなく見守る中、ターキンは軌道爆撃で何十億というモン・カラマリを虐殺した。バーは初めから大量の犠牲を承知の上で戦いを扇動したことを国王に明かした後、ヴェイダーによって殺された。
リー=チャーはストロキル・プライムにある帝国の施設に収監された。モン・カラが侵略を受けた際、ラダス率いる脱出艦隊は反乱運動に加わったが、国王不在のままモン・カラが帝国による占領下に置かれたため、モン・カラ貿易艦隊の大部分はやむを得ず帝国の支配を受け入れた。銀河内戦当時も、リー=チャーは生命維持装置に繋がれて帝国の施設で生かされ続けていた。1 ABY、レイア・オーガナ率いる反乱同盟のチームがストロキル・プライムに潜入し、弱っているリー=チャーの最期のメッセージを記録した。リー=チャーはストームトルーパーの攻撃に巻き込まれて命を落としたが、彼の演説は反乱軍の手でモン・カラへ届けられ、ドース・アーティヤ摂政によって貿易艦隊に放送された。その結果、モン・カラの反乱が発生し、大勢のモン・カラマリが帝国に対して反旗を翻した。
登場作品[]
- クローン・ウォーズ – 海洋惑星の激戦 (初登場)
- クローン・ウォーズ – グンガン参戦
- クローン・ウォーズ – 囚われた王国
- スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 燃える海原
- スター・ウォーズ:モン・カラの反乱
- スター・ウォーズ:希望は死せり (オープニング・クロールで言及)
- スター・ウォーズ:去りし日の希望 (言及のみ)
参考資料[]
- Prince Lee-Char - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 コンプリートガイド
- スター・ウォーズ:エイリアン・アーカイブ
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ キャラクター事典
- スター・ウォーズ:銀河系を変えた戦い
- スター・ウォーズ タイムライン
- Prince Lee-Char - 公式データバンク