- 「我々はスター・ウォーズの物語を創ろうとするクリエイターに寄り添い、彼らが伝えたい物語を見つける手助けをすると同時に、その物語がスター・ウォーズの枠組みに収まっているかをチェックする。惑星に浮かぶ月の数が正しいかといったことに限らず、テーマ的に何を目指すのか、スター・ウォーズでそれを実現するには何をするのがベストなのか、といったことを考えるんだ。他にも、その物語には前例がないか? 社内のどこかで開発中の別の案件とかぶっていないか?とかね。つまり物語の整合性に限らず、テーマの観点からも、うっかり矛盾したことを言わないようあらゆるストーリーテリングを調整するのが、我々の仕事というわけだ。はたまた、何かの理由でテーマを外れる場合も、我々はその背後で下された芸術的判断をちゃんと把握しているから、『そっちが正しいやり方だったなんて』とか、『Xという選択肢があることを知らずにYを選んでしまった』なんてことは起こりえない」
- ―パブロ・ヒダルゴ (ザ・スター・ウォーズ・ショーのインタビューから翻訳)[出典]

左から、ザ・スター・ウォーズ・ショーの司会であるアンディ・グティエレスとアンソニー・カルボーニ、そしてストーリー・グループのメンバーであるマット・マーティン、ダイアナ・ウィリアムズ、スティーヴ・ブランク、ジョシュ・ライムス、レイン・ロバーツ、リーランド・チー(セレブレーション・オーランドにて)
ルーカスフィルム ストーリー・グループ(Lucasfilm Story Group)は2013年に設立されたルーカスフィルムのチーム。作家や監督たちがスター・ウォーズの新たな物語を創る手助けをするため、“正史”の整合性を保つ役割を担う。2017年5月時点で11名が在籍。ルーカスフィルムのクリエイティブ・エグゼクティブであるパブロ・ヒダルゴは創設当時からのメンバーであり、スター・ウォーズに関する詳細な設定だけでなく、ルーカスフィルムがこれまでに行ってきたこと、ジョージ・ルーカスの価値観といった専門的な知識の提供を行っている。
メンバー[]
- レイン・ロバーツ
- キャリー・ベック
- リーランド・チー
- パブロ・ヒダルゴ
- マット・マーティン
- スティーヴ・ブランク
- ジェームズ・ウォー
- ジョシュ・ライムス
- スティーヴン・フェダー
- キャラ・ポルド
- エミリー・シュコウカニ
元メンバー[]
- ダイアナ・ウィリアムズ