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「これ良い船だな。クラシックでさ」
ザ・ミスロル[出典]

<レイザー・クレスト>(Razor Crest)は賞金稼ぎの“マンダロリアン”が所有したガンシップである。もともと、銀河帝国以前に辺境のパトロールに用いられていた軍用船だった。マンダロリアンはアウター・リム・テリトリーで標的を追い回したり、輸送船としてこの船を用いた。

特徴[]

<レイザー・クレスト>は左右に2基のエンジンを備えた[2] ガンシップ[1]、最低1名のパイロットで運用することができた。コックピットは船体上部前方にあり、側面にハッチが設けられていた。[2]

歴史[]

軍事哨戒船[]

<レイザー・クレスト>はもともと銀河帝国設立19 BBY)以前に軍用船として建造され、辺境の領域のパトロールに使われていた。[5]

新共和国時代[]

新共和国時代、この船は賞金稼ぎマンダロリアン”の所有物となっていた。<レイザー・クレスト>はマンダロリアンにとって生活空間であると同時に、アウター・リム・テリトリーで捕まえた標的を運ぶ輸送船でもあった。[5]

9 ABY、マンダロリアンは惑星パゴドンへ旅し、ミスロル種族賞金首を捕まえた後、人間のパイロットが運転するランドスピーダーで<レイザー・クレスト>の駐機場に戻った。ミスロルはこのガンシップを見て不安になり、金は自分が払うからリヴァリー・クルーザーを雇おうと提案したが無視された。<レイザー・クレスト>は離陸と同時に氷原の下から姿を現したラヴィナックに食らいつかれたが、マンダロリアンはアンバン・フェーズ=パルス・ブラスターを使ってこの獣を麻痺させ、船の自由を取り戻した。ミスロルを船内でカーボン凍結にかけたマンダロリアンは、ネヴァロ賞金稼ぎギルドグリーフ・カルガから報酬を受け取り、<レイザー・クレスト>に積んである賞金首たちのカーボナイトをギルドに引き渡した。[2]

Arvala-7 Sandcrawler The Mandalorian

ジャワに解体された<レイザー・クレスト>

マンダロリアンは帝国軍残存勢力の“クライアント”から新しい仕事を請け負い、<レイザー・クレスト>でアーヴァラ7へ旅した。彼はこの星で“ザ・チャイルド”を確保することに成功したが[2]、任務を終えて駐機場に戻ると、ジャワ部族が勝手に<レイザー・クレスト>を解体し、部品をサンドクローラーに運び込んでいた。マンダロリアンはアグノート水分農夫クイールの助けを借りてジャワと交渉し、マッドホーンを手に入れてくることで、船の部品を返してもらった。その後マンダロリアンはクイールと協力して船を修理し、アーヴァラ7を後にした。[11]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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