レイヴィス

「我が忠義は時を経ても折れぬ。忠義が無ければ生きる意味など無い」

―レイヴィス^[出典]

レイヴィス（Rayvis）はゲンダイ種族の男性で、ハイ・リパブリック時代から帝国時代にかけて活動した戦士、ジェダイ・キラー、ベッドラム・レイダーの首領。ハイ・リパブリック時代、ジェダイの殺戮者として名を馳せていたレイヴィスは、ジェダイ・ナイトのダガン・ゲラとの対決に敗れた後、彼の忠実なしもべとなった。しかしダガンはジェダイ・オーダーと対立し、盟友だったジェダイ・マスター・サンタリ・クリィによって惑星コーボーのバクタ・タンクに封印された。その後、レイヴィスは大勢のジェダイによって取り押さえられ、200年以上にわたって牢獄に閉じ込められることになった。レイヴィスはジェダイが自分に戦士としての死を与えなかったことを侮辱とみなした。^[2]

ジェダイ・オーダーが滅びたことで再び自由を手に入れたレイヴィスは、ダガンを探すためすぐに行動を起こした。彼はコーボーの盗賊団を統一してベッドラム・レイダーを結成し、旧分離主義勢力のバトル・ドロイドを戦力として確保した。9 BBY、レイヴィスはランブラーズ・リーチ村の住民ターグルと取り引きに臨み、ダガンを解放するのに必要なコーボー・チューナーを手に入れようとしたが、装置が偽物だったため部下ズィークにターグルを殺すよう命じた。しかし偶然コーボーにやって来たジェダイ・ナイトの生き残りカル・ケスティスがズィークを倒し、ターグルを解放した。レイヴィスは久しぶりに目にした本物のジェダイに賛辞を送り、この時点では余計な対立を避けた。その後、カルは過去に起きたできごとを詳しく知らないままダガンを復活させ、レイヴィスはすぐさま主君のもとへ馳せ参じ、合流を果たした。^[2]

レイヴィスとベッドラム・レイダーはダガンの指揮下に入り、カルのクルーと先を競いながら、コーボー深淵の奥にある秘密の星タナローへ旅するための手段を探し求めた。ダガンの指揮のもと、レイヴィスたちは古代のドロイド ZN-A4を誘拐し、チューナーの確保に成功した。レイヴィスはカルを脅威とみなしていたが、ダガンは忠臣の助言をさほど深刻に聞き入れなかった。“砕かれた月”にあるアンテナを起動するようダガンから命じられた後、レイヴィスはハイ・リパブリック月面研究所でカルとの対決に臨んだ。戦いに敗れたレイヴィスは、カルが探している最後の深淵コンパスがコーボー観測所にあることを明かした。カルはレイヴィスに協力を求めたが、誰かに服従することに疲れていたレイヴィスは自分に戦士としての死を与えるよう求め、カルはやむを得ずこのゲンダイの戦士にとどめを刺した。^[2]

制作の舞台裏[]

レイヴィスは2023年 4月28日にエレクトロニック・アーツから発売された正史のゲーム『Star Wars ジェダイ：サバイバーで初登場を果たした。^[2] 登場シーンは2022年 12月8日にリリースされたゲームの公式発表トレーラーで初公開され^[3]、2023年2月15日に投稿された IGN のネット記事でレイヴィスというキャラクター名と、彼がゲンダイ種族であることが明かされた。^[4]