レジスタンス・スターファイター隊(Resistance Starfighter Corps)は私設軍隊レジスタンスにおいて航空宇宙攻撃および防衛を担う主戦力である。エンドアの戦いの30年後にファースト・オーダーの軍隊と交戦し、タコダナの戦いやスターキラー基地攻撃作戦で戦果を挙げた。
組織[]
運営[]
新共和国が軍備縮小法を可決して以来、主力艦の入手がほとんど不可能になったため、スターファイター隊はレジスタンスの航空宇宙攻撃および防衛作戦を担う主戦力として活躍した。そのためレジスタンスには主力艦が数えるほどしかなかった。[1]
部隊編成[]
通常、スターファイター隊の戦闘任務では中隊が編成され、隊員たちは2機1組となり、1機がリードしてもう1機がウイングマンを務めた。34 ABY当時、レジスタンスが惑星ディカーに本拠地を置いていた頃、スターファイター隊にはレッド中隊、ブルー中隊というふたつの主要Xウイング中隊が存在した。ブルー中隊はレジスタンス基地防衛の第一線を担い、レッド中隊はその支援に回った。“ブラック・リーダー”のコールサインを持つポー・ダメロン中佐は専用のXウイング<ブラック・ワン>に乗り込み、レッド、ブルー両中隊の指揮官を務めた。[1]
人員[]
スターファイター隊にはレジスタンス軍の中でも若く優秀な兵士たちが所属していた。レジスタンスは新共和国が旧銀河帝国の圧政から救い出した星々から、これらのパイロットを徴募していた。各地の惑星防衛軍から集められたパイロットたちは忠実で勇ましく、ファースト・オーダーを倒したいという情熱に駆られていた。[1] 銀河帝国の没落以降に生まれた、いわゆる“勝利の子”と呼ばれる世代以外にも[5]、スターファイター隊にはナイン・ナンらを初め銀河内戦に参加したこともあるベテラン兵士も所属していた。[1]
訓練[]
レジスタンスは過去の英雄に敬意を評し、パイロットの基本訓練の中で学ぶ攻撃及び飛行方法に「スカイウォーカー・スウープ」や「アンティリーズ・インターセプト」、「ポーキンス・ベリー・ラン」といった名前をつけていた。[1]
装備[]
ユニフォーム[]
レジスタンスのパイロットはスターファイターを操縦する際に標準的な「インターステラー・オレンジ」色の操縦用ジャンプスーツを着用し、基本的なサバイバル装備を身に着けた。また、彼らはグイデンハウザー社製フライト・ハーネスをスーツの上につけ、フライト・ヘルメットを頭にかぶった。任務における生存率を上げるため、レジスタンス・パイロットはフレイテック社製のボックス型生命維持ユニットを胸につけ、膝の弾帯に照明弾を4つ携帯した。また、彼らは白いインフレータブル(膨脹式)・フライト・ベストや射出ハーネスを装備した。ナイン・ナンは他の隊員と違う黒いベストを着ていた。[1]
各パイロットのヘルメットにはそれぞれ異なる模様やロゴマークが描かれていた。例えばエロー・アスティのヘルメットにはコバルト中隊、ジェシカ・パヴァのものにはティアフォン・イエロー・エースの紋章、ナイン・ナンのものにはコールストリーク中隊のストライプ模様が入っていた。[1]
武器[]
レジスタンスのパイロットは取外し可能なグレーのホルスターを腰から下げ、グリー44ブラスター・ピストルを携帯した。[1]
ビークル[]
レジスタンスのパイロットは主にT-70 Xウイング・スターファイターに乗り込んで任務を遂行したが、兵員を運ぶためレジスタンス・トランスポートを操縦することもあった。[1] また、エルゥロ・ランパーは冷戦の初期の任務でRZ-1 Aウイング・インターセプターを操縦した。[3]
知られている中隊[]
登場作品[]
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参考資料[]
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
- スター・ウォーズ:オン・ザ・フロントライン
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 コンプリートガイド
- スター・ウォーズ 最後のジェダイ ビジュアル・ディクショナリー
- 最後のジェダイ:ボマー・コマンド
- Star Wars THE GALACTIC EXPLORER’S GUIDE