レッサー・ニダック(Lesser Nydak)、通称ニダックは惑星ダソミアに棲息した獰猛な肉食クリーチャーである。伝説上でダソミアの懲罰人(Scourge of Dathomir)と呼ばれるニダックは、食欲旺盛であらゆる生物から恐れられていた。ニダックの中でも希少なニダック・アルファという亜種は、ダソミアで食物連鎖の頂点に立つ残忍なクリーチャーだった。14 BBY、オーダー66を生き延びたジェダイ・パダワンのカル・ケスティスはダソミアを訪れた際にニダックと遭遇した。
生態と特徴[]
- 「お前はニダックをどれだけ倒した?」
「多くはない。俺は火の番をしていたからな」
「狩りのほうが大事だぞ」 - ―ナイトブラザーの会話[出典]
惑星ダソミアに生息するレッサー・ニダックは2足歩行の獰猛な肉食クリーチャーであり、薄茶色のまだらがかった青白い肌に、黒い目を備えた。彼らは口の左右に曲がった角を生やし、背中や肩、腕などの随所に小さな突起があった。ニダックの腕は脚より長く、この強靭な腕を使うことでさまざまな地形を他に例のない方法で移動し、しばしば獲物を驚かせた。ニダックは食欲旺盛で、俊敏かつ攻撃性の強い最強の捕食動物だったが、彼らの中でも希少なニダック・アルファと呼ばれる亜種は、通常種に対して支配的な力関係を持っていた。[1]
習性[]
レッサー・ニダックは容赦ない連続攻撃で獲物を追い詰めるため、他のあらゆる生物から恐れられていた。またニダックは群れを作らないことで知られ、成獣となったニダックが集団でいることは極めて稀だった。彼らにとっての自然界の天敵はゴルガラのような[1] カイロダクティル[2] だけだった。[1]
歴史[]
レッサー・ニダックは伝説上で「ダソミアの懲罰人」と呼ばれていた。ナイトブラザーはこの生き物を恐れていたが、同時に狩りの対象にしていた。また伝説によれば、レッサー・ニダックを使役したナイトシスターもいたという。[1]
14 BBY、オーダー66を生き延びたジェダイ・パダワンのカル・ケスティスは、惑星ダソミアを訪れた際にレッサー・ニダックと戦い、勝利を収めた。[1]
制作の舞台裏[]
レッサー・ニダックは2019年発売のゲーム『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』で初登場を果たした。ダソミアのマップにスポーンする敵対クリーチャーの一種であり、戦術ガイドでは「激しく容赦ない攻撃に対する防御が重要になる。連続パリィで簡単に崩せる」と解説されている。[1]