レーストラック(Racetrack)は共和国グランド・アーミーに仕えたクローン・トルーパーのニックネームである。クローン戦争の序盤、レーストラックは敵前逃亡を犯し、クローンの母星であるカミーノへ連れ戻された。彼はクローン・コマンダー・“ウォルフ”の計らいで再出発のチャンスを与えられ、同じく脱走兵の“ヒーター”隊長や“シンク”、“チャーリー”らと一緒に分離主義勢力兵器庫の破壊任務に送り出された。しかしレーストラックは他の3人と違って任務に対して悲観的であり、軍は自分たちを片道の危険な任務に送り出すことで、脱走兵を体よく処分しようとしているだけではないかと疑っていた。攻撃目標に到着すると、レーストラックは爆弾を仕込んだヘルメットを見張りのB1バトル・ドロイドに渡し、他の仲間が動力施設へ侵入するための陽動を行った。レーストラックは合流場所に遅れたため、チャーリーから再び敵前逃亡したのではないかと疑われた。しかしレーストラックは遅れて駆け付け、スーパー・タクティカル・ドロイドに追い詰められていた仲間たちを救った。ウォルフは約束を守り、任務を達成したレーストラックたちの罪を不問にした。[2]
制作の舞台裏[]
レーストラックは2020年に発売された正史のコミック『スター・ウォーズ アドベンチャーズ:クローン・ウォーズ バトル・テールズ #4』で初登場を果たした。マイケル・モレシが本作の脚本を手がけ、レーストラックが登場する回想場面の作画をダヴィデ・ティントが担当した。[2]
登場作品[]
- スター・ウォーズ アドベンチャーズ:クローン・ウォーズ バトル・テールズ (初登場) (回想シーン)