ローディア(Rodia)はアウター・リム・テリトリーに属す湿地とジャングルの惑星で、ローディアンの母星。ローディアの都市はドーム状の環境シールドによって覆われていた。ローディアはグランド・プロテクターによって統治されていた。
特徴[]
ローディアはアウター・リム・テリトリーのサヴァリーン宙域、ティリアス星系に属すジャングルの惑星である。この惑星出身の知覚種族ローディアンは、チャッツァやチェクーといった氏族に別れて生活していた。惑星の統治者はグランド・プロテクターと呼ばれ、銀河内戦の時代、ベトゥ大陸のチャッツァ氏族が統治者を自認していた。ローディアにはクワゼル・モーやゲストを始めとする多様な生物が生息していた。
歴史[]
共和国時代[]
銀河共和国時代の末期、ローディアンのオナコンダ・ファー元老院議員がローディアの代表者として銀河元老院に参加していた。共和国の供給船はローディアへの道中で海賊に襲撃されたため、多くのローディアンが飢餓に苦しんでいた。クローン戦争中、ファー議員は旧友であるナブー代表のパドメ・アミダラ議員を裏切り、彼女をトレード・フェデレーションのヴァイスロイ・ヌート・ガンレイに差し出した。ガンレイは、共和国から離脱して独立星系連合に味方すれば、ローディアに物資を供給するとファー議員に約束したのだった。しかし、ガンレイがアミダラを殺すつもりであることを明かし、物資供給を先延ばしにしようとした時、ファー議員は自らの過ちに気付いた。彼はガンレイを拘束し、共和国に引き渡した。この事件の後、シーヴ・パルパティーン最高議長はローディアに供給船団を派遣した。
シスの暗黒卿ダース・シディアスに雇われた賞金稼ぎキャド・ベインは、フォース感応能力を持つローディアンの子どもを誘拐するためローディアを訪れた。ジェダイ将軍のオビ=ワン・ケノービが駆け付けた時には既に遅く、子どもは誘拐されていた。
帝国時代[]
銀河内戦中、ローディアは銀河帝国によって支配されていた。ヤヴィンの戦いの直後、共和国再建のための同盟はアウター・リム・テリトリーで補給路を開拓するため、ルーク・スカイウォーカーをローディアへ派遣した。反乱軍は、ローディアの支配者チャッツァ氏族と対立するチェクー氏族なら、反乱運動に協力してくれるのではないかと考えていた。スカイウォーカーはウシール・アウトフィッターズ社のタニーチ・スーンタとの交渉を成功させた。
登場作品[]
- Star Wars バトルフロント II (言及のみ)
- クローン・ウォーズ – 待ち伏せ (初登場) (回想シーン)
- クローン・ウォーズ – 型破りなジェダイ
- クローン・ウォーズ – 闇のマント
- クローン・ウォーズ – ホロクロン強奪 (データスクリーン上で言及)
- クローン・ウォーズ – フォースの子供たち
- クローン・ウォーズ – 議員暗殺 (言及のみ)
- クローン・ウォーズ – 悪夢の暗殺者 (データスクリーン上で言及)
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 最重要指名手配 (間接的に言及)
- ウィルズの守護者 (言及のみ)
- ジェダイの継承者
- アフターマス:帝国の終焉 (言及のみ)
参考資料[]
- Star Wars バトルフロント エンドア探索 - EA公式サイト
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ:銀河系のエイリアン
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- Star Wars THE GALACTIC EXPLORER’S GUIDE
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ キャラクター事典
- スター・ウォーズ タイムライン
- スター・ウォーズ・エンサイクロペディア:スター・ウォーズ銀河総合ガイド
- Rodia - 公式データバンク