ローラ・サユーの戦い(Battle of Lola Sayu)、もしくはシタデルの任務(Mission to the Citadel)はクローン戦争中の21 BBYに独立星系連合のシタデル刑務所がある惑星ローラ・サユーで発生した戦闘である。当時この刑務所には、銀河共和国領と連合領を繋ぐ戦略的に重要な航路“ネクサス・ルート”の座標を知るジェダイ・マスター・イーヴン・ピールとウィルハフ・ターキン艦長が囚われていた。共和国はジェダイ・アーカイブにあったシタデル刑務所の古いデータを頼りにマスター・ピールの救出作戦を立て、ジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービ、アナキン・スカイウォーカー、アストロメク・ドロイドR2-D2率いる再プログラムされたバトル・ドロイドの分隊、クローン・トルーパーからなる潜入チームを編成した。共和国が拿捕した分離主義者のシャトルが作戦用に回され、チームのメンバーは敵の生命反応スキャナーをくぐりぬけるためカーボン凍結処理を受けることになった。また、スカイウォーカーのパダワンであるアソーカ・タノも独断でこの任務に参加した。無事ローラ・サユーに着陸した後、一行は電子地雷で保護された壁をよじのぼったが、1人のクローン兵士が地雷で爆死してしまい、看守のオシ・ソベック所長に侵入を気づかれてしまった。ソベックは侵入者を撃退するため砲塔やトラップを作動させたが、チームは拷問を受けていたピールや共和国軍の将校たちを監房から救い出すことに成功した。
ドロイド・コマンドーの攻撃をしのいだ後、潜入チームはふた手に別れ、スカイウォーカーのチームが脱出用シャトルの停めてある着床パッドを目指すあいだ、ケノービのチームは陽動を引き受けた。ケノービたちは一度ソベックによって拘束されたが、R2-D2のドロイド分隊が彼らを解放した。しかしシャトルが刑務所の砲台に撃破されてしまったため、チームはローラ・サユーの洞窟に身を隠して共和国に支援を求めた。救出部隊との合流地点を目指してきたとき、ピールの部下数名はバトル・ドロイドの追跡部隊との戦いで命を落とした。また、ピール自身もソベックが放ったアヌーバの攻撃をかわすことができず致命傷を負った。息を引き取る直前、このラニックのジェダイはネクサス・ルートの座標情報をタノに伝えた。戦いの終盤、ソベックはタノによって倒され、潜入チームはバートン・コバーン提督の艦隊から派遣されたスペース・ガンシップ<プロズ・ブロス>に乗ってローラ・サユーから脱出した。
登場作品[]
- クローン・ウォーズ – 鉄壁の要塞 (初登場)
- クローン・ウォーズ – 決死の脱出
- クローン・ウォーズ – 勝利の代償
- カタリスト (間接的に言及)
- クローン・ウォーズ – アンバラの暗雲 (間接的に言及)
- クローン・ウォーズ – 不良分隊 (間接的に言及)
- クローン・ウォーズ – エコーの呼ぶ声 (間接的に言及)
- バッド・バッチ – 余波 (言及のみ)
- ターキン (言及のみ)
参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版 (間接的に言及)
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- スター・ウォーズ:エイリアン・アーカイブ
脚注[]
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