ロー・ハイパ(Ro hypa)はアノート宙域の砂漠の惑星マタオゥに生息したヘビ型のクリーチャー。赤い胴体に4本の紫色の触手を生やしていた。ロー・ハイパは極めて獰猛で、獲物に毒の霧を吐いて攻撃した。
生態と特徴[]
ヘビ型のクリーチャーであるロー・ハイパは赤いうろこに覆われた細長い胴体を有した。ロー・ハイパには4本の紫色の触手が生えており、それぞれに赤いヒレのようなものが付属していた。ロー・ハイパは銀河系のアウター・リム・テリトリーでもっとも獰猛なクリーチャーの一種であり、ひと噛みで獲物を殺すことができた。またそれ以外にも、ロー・ハイパは口から毒の霧を吐いて獲物を攻撃することができた。幼蛇の母親のロー・ハイパは通常の個体よりも大型だった。幼いロー・ハイパのうろこは緑で、“噛みつき屋”(biters)などと呼ばれることがあった。[1]
習性[]
野生のロー・ハイパは巣をつくる習性があり、ときおり不注意な冒険者がその中に落ちてしまうことがあった。ロー・ハイパは攻撃的であり、視界に入った相手にすぐに襲いかかった。しかしロー・ハイパは飼い慣らすこともできた。[1]
歴史[]
ロー・ハイパはかつてハットが支配したアノート宙域の惑星、マタオゥに生息した。バーニン・コン出身の泥棒ライリーは、ハットがマタオゥの入植地を放棄した理由は“巨大なトカゲの化け物”のせいではないかと推測していた。ロー・ハイパは非常に危険だが、その毒は薬に転用できるため、このクリーチャーを養殖する人々もいた。鉄の封鎖の時代、ロー・ハイパはかつてのハットの入植地を徘徊していた。トレード・スパイン・リーグのために働く“スマグラー”は、任務のためマタオゥを訪れた際に何度かロー・ハイパと遭遇した。[1]
登場作品[]
- スター・ウォーズ・アップライジング (初登場)
参考資料[]
- アート・オブ・スター・ウォーズ・アップライジング
脚注[]
他言語版