ヴァラクティル(Varactyl)はアウター・リム・テリトリーの惑星ウータパウに棲息した4足歩行の草食クリーチャーである。忠誠心がきわめて強く、ウータパウンによって騎乗用動物として飼いならされていた。19 BBYのウータパウの戦いで、ジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービはヴァラクティルのボーガに乗って独立星系連合のグリーヴァス将軍と戦った。
生態と特徴[]
ヴァラクティルは4足歩行のレプタヴィアン(鳥型爬虫類)種族で[4]、すばしこく動き回るトカゲのような生き物だった。[5] 彼らは惑星ウータパウに起源を持ち、頭のまわりと背骨に沿って青緑色の羽毛が生えていた。ヴァラクティルは草食動物で[3]、鋭い眼とくちばしを備え、緑色の肌はうろこに覆われていた。5本の指の先に曲がった爪が生えており、砂地を走るのに適していた。また、長い尻尾も走行時にバランスをとる役に立った。[1][2] ヴァラクティルの足の平は粘着性のパッドになっており、ウータパウの洞窟や縦穴都市の壁を這い上ることができた。[4] ヴァラクティルは全長15メートル、肩までの高さが4メートルもある大きな動物だったが[3]、時速330キロメートル(205マイル)もの速さで移動することができた。[4]
ヴァラクティルはきわめて忠誠心が強く、ウータパウンによって騎乗用動物として飼いならされていた。彼らは背中の鞍に主人を乗せながらウータパウの垂直都市を移動した。[3]
ヴァラクティルの卵はしばしばダクティリオンといった別の肉食動物の標的となった。[4]
歴史[]
ウータパウの住民はヴァラクティルを飼い慣らし、パウ・シティをはじめとする縦穴都市における主要な輸送手段として利用していた。[4] 19 BBY、独立星系連合のグリーヴァス将軍を倒すためウータパウを訪れたジェダイ・マスター・オビ=ワン・ケノービは、ボーガという名の雌のヴァラクティルを移動手段に用いた。グリーヴァスがツェミュウ6パーソナル・ホイール・バイクに乗って逃げ出すと、ケノービもボーガに乗ってその後を追い、高速で移動しながらライトセーバーやエレクトロスタッフを交えた。ケノービがグリーヴァスを倒した後、パルパティーン最高議長によってオーダー66が発令され、クローン・コマンダー・コーディはAT-TEの砲手にケノービとボーガを砲撃するよう命じた。ケノービはクローン・トルーパーの奇襲を生き延びたが、ボーガはパウ・シティの底へ落下し[1]、命を落とした。[3]
登場作品[]
- クローン・ウォーズ – クリスタルの危機
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (初登場)
参考資料[]
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- スター・ウォーズ:イウォークに食べられない方法、銀河サバイバル・スキル
- Monsters of The Clone Wars: A Season Six Bestiary - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- Every Creature in the Star Wars Movies - Star Wars Kids YouTube 公式チャンネル
- Varactyl - 公式データバンク