ヴィーチ(Veetch)は銀河帝国に仕えたクローン・ストームトルーパーのニックネーム。帝国時代初頭、ヴィーチはクローン・コマンダー・メーデーの分隊に所属し、寒冷惑星バートンIVに配属されていた。彼らはおよそ1年にわたり帝国軍補給基地で盗賊から貨物を守り続け、ヴィーチは分隊の最後の3人まで生き残ったが、ノーラン中尉率いる増援が到着した直後に戦死した。
経歴[]
- 「ヘックスとヴィーチと俺だけが生き残った」
- ―メーデー[出典]
帝国時代初頭、ヴィーチはクローン・コマンダー・メーデー率いる分隊の一員として、氷の惑星バートンIVの帝国軍補給基地に配属されていた。彼らの任務は銀河帝国の貴重な積み荷を守ることであり、基地は現地の盗賊による度重なる襲撃にさらされた。しかしバートンIVの基地には増員や補給物資が回されず、最終的に分隊の生存者はヴィーチとメーデー、ヘックスの3人だけになった。[2]
18 BBY頃、ノーラン中尉とクローン・コマンドーCT-9904“クロスヘアー”らが増援としてバートンIVにやってきた。メーデーはノーランに基地の惨状を説明しようとしたが、ノーランは彼らを責め立てるばかりで理解を示さなかった。そこでメーデーは、基地の状況を中尉に説明してやるよう、ヴィーチとヘックスに命じた。それからしばらくして基地は再び盗賊の襲撃にさらされ、ヴィーチは戦死した。盗賊が去った後、メーデーはヴィーチのヘルメットを他の戦死者たちの物の隣に並べた。[2]
装備[]
帝国地上軍に仕えるクローンのストームトルーパーであるヴィーチは、標準的なフェーズIIクローン・トルーパー・アーマーとDC-15Aブラスター・カービンを装備していた。バートンIVでは1年近くのあいだまともな補給が受けられなかったため、ヴィーチのアーマーは劣化が目立ち、腕に布が巻き付けられていた。[2]