ヴォンレグ少佐のTIEインターセプター(Major Vonreg's TIE interceptor)[8] はファースト・オーダーのエルリック・ヴォンレグ少佐が搭乗したTIE/baバロン制宙迎撃機である。[1] ヴォンレグの戦闘機は鮮やかな深紅に塗装されており、ドッグファイトのさなかでも他のファースト・オーダー・パイロットと容易に区別することができた。[8] ヴォンレグはサイナー=ジェイマス・フリート・システムズ社が製造したこの精密かつ強力な機体の設計改良に携わり、自らパイロットとして乗り込んだ。[1] 普通の特殊部隊用TIE/sfには赤いラインが一本描かれているだけであるのに対し、この機体は全体が赤く、それだけ操縦者の技術が高いことを象徴していた。[3]
歴史[]
34 ABY、ヴォンレグは新共和国のカズーダ・ジオノをTIEインターセプターで追跡し、ファースト・オーダーの情報がレジスタンスに流れるのを阻止しようとしたが、ポー・ダメロン中佐の反撃を受けて失敗に終わった。[2] またジオノとダメロンがステーション・シータ・ブラックに侵入した際、ヴォンレグはTIEインターセプターに乗り込み、TIE/foの中隊を率いて現地に駆け付けた。しかしステーションの爆破解体が迫り、キャプテン・ファズマから撤退を命じられたため、ヴォンレグはやむを得ずレジスタンスへの攻撃を中断した。[4]
ダサール星系のスパイダー・プローブ・ドロイドが侵入者警報を発信した際、ヴォンレグはTIEに乗り込み、中隊を率いて衛星に駆け付けた。彼らは集落を調査していたダメロンとジオノを攻撃し、戦闘機に乗り込んだ2人を追跡した。しかしレジスタンス・パイロットたちは亜惑星ナジュラ=ヴァの中心を貫く穴に飛び込み、重力井戸を利用してファースト・オーダーの機体を翻弄した。部下を数名失った後、ヴォンレグは追跡を断念した。[6] のちにヴォンレグはファースト・オーダーの占領下に置かれた<コロッサス>に配備され、駐屯部隊の一員としてTIEで惑星キャスティロンのパトロールを行った。[7] しかし彼はキャスティロンの戦いに参加した際、ジオノの<ファイアボール>によって撃墜され、戦死してしまった。[5]
登場作品[]
- スター・ウォーズ:スターファイター・ミッション
- レジスタンス – スカウト (初登場)
- レジスタンス – ステーション シータ・ブラック
- レジスタンス – 太陽が消えた星系
- レジスタンス – 脱出 パート1
- レジスタンス – 脱出 パート2
- レジスタンス – レジスタンス再建 (間接的に言及)
参考資料[]
- "The Recruit" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- Echoes of War - ファンタジー・フライト・ゲームズ 公式サイト (バックアップ)
- 反乱軍、共和国軍、レジスタンス – スター・ウォーズ・エンサイクロペディア
- タイ・ファイター – スター・ウォーズ・エンサイクロペディア
- Major Vonreg's TIE interceptor - 公式データバンク
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 Echoes of War - ファンタジー・フライト・ゲームズ 公式サイト (バックアップ)
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 2.9 レジスタンス – スカウト
- ↑ 3.00 3.01 3.02 3.03 3.04 3.05 3.06 3.07 3.08 3.09 3.10 3.11 3.12 アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 レジスタンス – ステーション シータ・ブラック
- ↑ 5.0 5.1 5.2 レジスタンス – 脱出 パート2
- ↑ 6.0 6.1 レジスタンス – 太陽が消えた星系
- ↑ 7.0 7.1 レジスタンス – 脱出 パート1
- ↑ 8.0 8.1 Major Vonreg's TIE interceptor - 公式データバンク