人間(Human)は惑星コルサントに起源を持つ2足歩行の知覚種族。コア・ワールドにある母星からアウター・リム・テリトリーの惑星タトゥイーンに至るまで、銀河系の各地でその姿を見ることができた。人間は銀河社会で政治家や賞金稼ぎ等さまざまな職業に就いていた。人間と構造が似た種族を指して“ヒューマノイド”という言葉が使用されていた。
生態と特徴[]
人間は惑星コルサントに起源を持つ知的な種族だったが、ナブーやオルデラン、タトゥイーン等、銀河系の様々な領域の星でその姿を見ることができた。人間には男性と女性というふたつの性別があった。彼らは2足歩行で、1対の腕を持っていた。腕や足の先にはそれぞれ5本の指があった。人間の手の平は4本の指とその対置にある親指から成っており、物体を操作するのに適していた。人間の頭部は、手足が生えた胴体の上部にあった。人間と体の構造が似た種族(例えばトワイレックやモン・カラマリ、ザイゲリアン)は“ヒューマノイド”と呼ばれた。
惑星キャッシーク出身のウーキーと比べると、人間は比較的体毛が少なかった。人間の毛は主に頭部に集中しており、成人男性の場合顔にも生えた。人間の肌の色の幅はダークブラウンから薄茶、白に及んだ。惑星ロザルの人間の住民のほとんどはつやつやした銅色の肌だった。人間の目の色はさまざまな色合いの青、または緑、茶色だった。赤や紫の目をした人間もいた。人間の平均身長は1.85メートルよりわずかに低かった。
喉の構造の違いから、人間はウーキーの言語であるシリウーク語を話すことができなかった。他の多くの種族と比べ、人間の嗅覚は発達しているとは言いがたかった。
他の多くの種族と同様、人間は銀河系の生きとし生けるものをつなぐ神秘的なエネルギーであるフォースを感知することができた。
社会と文化[]
銀河社会において、人間は政治家や賞金稼ぎ、水分農夫といった様々な職業に就いていた。人間の反射神経ではポッドレーサーになるのは無理だとされていたが、フォース感応能力を持つアナキン・スカイウォーカーは(本人によれば人間で唯一の)レーサーとして優れた成績を残していた。
歴史[]
銀河史上、政治家や元奴隷のジェダイ・ナイト等、数々の人間が歴史を変える重要な役割を果たしていた。ナブー出身の人間の男性シーヴ・パルパティーンは独裁主義の銀河帝国を創設し、20年以上にわたって銀河系を統治した。また、モン・モスマやベイル・オーガナ、彼の養女であるレイア・オーガナ等、共和国再建のための同盟の指導者の多くも人間だった。