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「生存者を囲んで円形に防衛線を張れ」
第一次ジオノーシスの戦いにて、ヨーダ[出典]

低空強襲トランスポート/兵員用[4](Low Altitude Assault Transport/infantry)は、航空支援と兵員輸送に特化したロザナ・ヘビー・エンジニアリング社製のガンシップ。LAATシリーズと呼ばれる低空強襲トランスポートの機種のひとつ。およそ30名の兵士か、軍用スピーダー・バイク4台を載せることができた。高度600メートル以下の低空を飛ぶことが可能で、高高度を維持しなければならない戦闘機がこのガンシップを追跡するのは難しかった。第一次ジオノーシスの戦いで実戦に投入され、クローン戦争の様々な場面で共和国グランド・アーミーに使用された。クローン戦争終結後、銀河帝国も短期間このガンシップを使用した。

略称のLAAT/iや、リパブリック・アタック・ガンシップ(Republic attack gunship)あるいはリパブリック・ガンシップの名でも知られ、クローン・トルーパーにはラーティ(Larty)の通称で親しまれていた。

特徴

乗員と積載能力

LAATi1280

LAAT/i

ロザナ・ヘビー・エンジニアリング社が開発した低空強襲トランスポート/兵員用(LAAT/i)は、およそ30名のクローン・トルーパーを運ぶことができるリパルサーリフトガンシップだった。この兵員トランスポートには、1名の操縦士と1名の副操縦士兼砲手、そして2名の補助砲手が乗り込んだ。LAAT/iには、乗員のために複数の脱出システムが用意されていた。有事の際、クローン・トルーパー・パイロットはコックピット全体を脱出カプセルにして機体を離れた。不時着に失敗した際、コックピットのキャノピーは破壊され、外部に出る手段が確保された。また、コックピット下部の脱出経路が破壊された場合、乗員は外部に取り付けられた階段で脱出した。[1]

兵員を収容しない場合、およそ17立方メートルのメイン・ホールドには、軍用のスピーダー・バイクを4台積み込むことが可能だった。また、LAAT/iの後部には単座式の偵察用スピーダー・バイクも積み込まれていた。このバイクはガンシップの周辺警戒用であり、尾部のタラップを下げることで発進させることができた。また、クローン・トルーパーの他に従軍用のIM-6医療ドロイドを非常用ロッカーに収納することができた(ロッカーには医療用具とサバイバル・ギアも収納されていた)。[1]

飛行能力

LAATシリーズのトランスポートは、大型の艦によって大気圏へと運ばれた。アクラメイター級アサルト・シップはLAATシリーズのガンシップを計80機積み込むことができたが、ヴェネター級スター・デストロイヤーはその半分しか積載できなかった。[1]

低空強襲トランスポート/兵員用は、シリーズの他の機種と同様、低空飛行を可能とした。大気圏内での最高速度は速620キロメートルで、荒々しい地形を縫って飛行することができた。戦闘機は大気圏内で高い高度を維持する必要性があったため、低空飛行はLAAT/iの戦術的な利点となった。高度600メートル以下を飛行するLAAT/iを追跡する場合、戦闘機はガンシップに勝る速度を発揮することができなくなった。[1]

火器

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オルトー・プルトニアにおけるLAAT/iガンシップ

LAAT/iガンシップは自走砲や地上ビークルより軽く高速なだけでなく、より多くの火器を備えており、兵員輸送機としてだけでなく多目的火砲として運用することも可能だった。LAAT/iを含む低空強襲トランスポートの砲撃支援は、前線に兵員や車両を展開するうえで必要不可欠だった。LAATガンシップのミサイルとエネルギー兵器は互いに補完し合って機能し、ミサイルが障害物を回避して視界の届かないところまで飛んでいく一方で、ブラスター砲は視界の範囲内の目標を瞬時に破壊した。ミサイルの搭載数は、融合爆発と対消滅爆発の長所を考慮し、作戦ごとに決定された。LAATが搭載したミサイルには、単純な全方位爆発、扇状または指向性爆発、腐食型反物質シャワー拡散、電磁パルス効果、凝縮熱効果、強放射散布など多くの種類があった。[1]

機体上部の左右に取り付けられた巨大な2連装のマスドライバー・ミサイル・ランチャーは、地上部隊の前進を支援するために、敵の火砲や要塞を遠距離から攻撃した。ミサイル装填用のベルトは、エンジンの間に位置した。両翼と機体前部左右に位置した2対の合成ビーム・レーザー砲は、広い回転角を有し、正確な射撃でガンシップを防御した。両翼の合成ビーム砲は遠隔操作式だったが、前部左右の砲にはそれぞれ砲手が乗り込んだ。これらは空中の敵に対する防衛措置として考案されたもので、支流ビーム群を正確に同期させ合成することで、砲塔の物理的回転による正確さをはるかに凌ぐピンポイント射撃性能を有していた。また、機首下部に2基、尾部に1基備えられたレーザー砲は、下方および左右に回転し、敵の歩兵と地上の標的を掃討した。この他に、LAAT/iは軽空対空ロケットを8基備えていた。[1]

歴史

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種類

ロザナ・ヘビー・エンジニアリング社は、LAAT/iの他にLAAT/cウォーカーファイター・タンクを戦場に運んだ)やLAAT/v(16台のスピーダー・バイク、あるいは8台のランドスピーダーを載せるデッキ・スペースを有した)、一般的にアドバンスト・レコン・コマンドーが使ったコマンド用など、複数のLAATシリーズを製造した。中にはデッキ左右のバブル型砲台がなく、代わりにコワキアン・モンキー=リザードトワイレックのペインティングを機体に施したモデルも存在した。こうした非標準的なペインティングは、ARCトルーパーのような精鋭部隊に割り当てられた機体によく見られた。

制作の舞台裏

「ジョージはこれをヘリコプターのような飛行艇にしたいと言ったんだ」
―コンセプト・デザイン・スーパーバイザー、ダグ・チャン[出典]

低空強襲トランスポート/兵員用(リパブリック・ガンシップ)は、ジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』に登場したビークルである。制作段階では「ジェダイ・アタック・ヘリコプター」と呼ばれていた。LAAT/iはロシアの ハインド・アサルト・ヘリコプター をベースに、銀河帝国のデザインを加味して作成された。コンセプト・デザイン・スーパーバイザーのダグ・チャンは、TIEファイターのようなデザインを取り入れた結果、納得がいくものになったと語っている。[5]

登場エピソード

LAATConcept

ライアン・チャーチによるコンセプト・アート

非正史作品

参考資料

脚注

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