元老院オフィス・ビル(Senate Office Building)、別名元老院行政ビル(Senate executive building)は銀河系の首都惑星コルサントの連邦地区に建てられていたドーム型の巨大建築物である。銀河共和国の時代には共和国行政ビル(Republic executive building)、銀河帝国設立後は帝国行政ビル(Imperial Executive Building)とも呼ばれた。行政ビルは元老院ビルと同じ地区内にあり、元老院議員のためのオフィスやハンガー、最高議長の執務室が置かれていた。
歴史[]
共和国末期[]
分離主義危機が最高潮に達していた22 BBY、最高議長パルパティーンは共和国行政ビルにある執務室でジェダイ最高評議会やロイヤリスト・コミッティーのメンバーらと複数回に渡ってミーティングを行い、銀河共和国の行く末について話し合った。またこの頃から、パルパティーンは若きジェダイのアナキン・スカイウォーカーと執務室でしばしば個人的な会合を持った。そんな中、パドメ・アミダラ議員の暗殺未遂事件について調査していたジェダイ・ナイトのオビ=ワン・ケノービから議長のオフィスに連絡が入り、独立星系連合が内戦に備えて大規模なドロイド軍を準備していることが明らかになった。副議長マス・アミダの提案のもと、ジャー・ジャー・ビンクス代議員が議長に非常時大権を与えるべきだと元老院で動議を行い、大半の議員に受け入れられた。パルパティーンは与えられたばかりの権力を使って共和国グランド・アーミーを設立し、独立星系連合とのあいだにクローン戦争が勃発する。[1] 戦争中、パルパティーン議長はほとんどの時間を共和国行政ビル内にある自身の執務室で過ごし、共和国軍の将軍になったジェダイたちとともに戦略の調整を行った。[3]
クローン戦争中の21 BBY、絶滅したと考えられていた古代生物のジロ・ビーストが惑星マラステアで発見され、最高議長パルパティーンの命令でコルサントへ運ばれた。[4] ジロ・ビーストの装甲のようなうろこはライトセーバーの攻撃にも耐性があり、議長は共和国科学技術センターで科学者たちにさらなる分析を行わせようとした。ところがこの巨獣は研究施設から脱出し、惑星都市を荒らし回った。ジロ・ビーストはパルパティーン議長がいる共和国行政ビルのオフィスを目指して前進し、その途中にある何十という建物を破壊した。議長はジェダイやセネト・ガードの護衛のもと、H-2エグゼクティヴ・シャトルで脱出を図ったが、行政ビルにたどりついたジロ・ビーストがシャトルを手のひらで捕まえた。しかしジェダイ・マスターたちが率いるLAAT/iガンシップ部隊が巨獣を攻撃しているあいだに、アナキン・スカイウォーカーが議長をシャトルから脱出せた。その後、共和国はマラステリアン燃料から作成した毒ガスの爆弾を使ってジロ・ビーストを退治することに成功した。[5]
同じ年、賞金稼ぎキャド・ベインに率いられた傭兵と暗殺者のチームが、共和国司法局中央拘留センターに収監されているズィロ・デシリジク・ティウレを解放するためコルサントにやってきた。彼らの雇い主であるジャバ・ザ・ハットとハット大評議会は、ズィロの口から犯罪組織の情報が漏れることを危惧していたのである。ベインたちは共和国行政ビルに押し入って元老院議員数名を人質にとり、その途中でセネト・コマンドーを多数殺害した。また彼らは行政ビルのパワーを停止させ、施設内にいた人々を効果的に監禁状態にした。これにより最高議長パルパティーンも執務室の外との接触を絶たれ、議員を人質にとったベインの要求を受け入れざるを得なくなった。議長がズィロの解放に必要な釈放許可ディスクをベインに提供した後、コルサント・ガードのショック・トルーパー隊が窓を破って執務室に突入し、議長を保護した。しかしベインと賞金稼ぎたちは人質を盾に、堂々と施設から立ち去っていった。[6]
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行政ビル内の施設名・地名[]
- イースト・ウイング
- 議長の執務室
- パドメ・アミダラのオフィス
- パワー制御室
- ベイル・オーガナのオフィス
- マック・プレーンのオフィス
- ミー・ディーチーのオフィス
- ライヨ・チューチーのオフィス
登場作品[]
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