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全地形対応戦術攻撃兵器(All Terrain Tactical Enforcer)はAT-TEという略称で知られたロザナ・ヘビー・エンジニアリング社製の6脚式ウォーカー兵器。クローン戦争銀河共和国グランド・アーミーが使用した。小型レーザー砲6門と巨大なマス=ドライバー砲を搭載したAT-TEは、初期のウォーカー兵器のうち、実戦で多大な戦果を残した機体のひとつだった。

特徴[]

AT-TE-front

AT-TEの正面図

ロザナ・ヘビー・エンジニアリング社が製造した全地形対応戦術攻撃兵器(AT-TEウォーカー)は、6本の脚を持つ地上ウォーカー兵器である。[1] 歩兵と車両の両方に対応できるよう設計されていた。[7] 全長22.02メートル、全高9.57メートルで、短い脚は速度を犠牲にする代わりに高い安定性を提供していた。装甲に覆われた機体の前後部分は、中央の柔軟なスリーブ管によって接続されていた。AT-TEはあらゆる地形に対応し、急な斜面を進めるだけでなく、真空の宇宙空間でも運用可能だった。AT-TEの前面には4つの旋回型レーザー砲塔が並び、後方にも同様のレーザー砲が2門設置されていた。[8] また、機体上部にはAT-TEの主要兵器であるマス=ドライバー砲が鎮座した。バトル・ドロイドに対して大きな効果を発揮する胴体の小型レーザー砲は、発射に時間がかかるという主砲の欠点を補っていた。[1]

AT-TEの装甲は小型武器の攻撃をはじいたが、対戦車用ロケットには弱く、装甲を破られ内部の複雑な推進メカニズムを破壊される恐れがあった。[8] AT-TEはパイロット1名、観測兵1名、砲手4名、キャノン・オペレーター1名の7名によって運用された。機体前部にある指令キャビンにはパイロットと観測兵が常駐した。攻撃用ビークルであると同時に兵員輸送機としての能力を併せ持っていたAT-TEは、最大20名のクローン・トルーパーを運ぶことができた。また、脚の先のフットパッドは磁化することも可能で、金属製の壁もよじ登ることができた。[1]

歴史[]

AT-TE in space

宇宙で戦うAT-TE

AT-TEウォーカーの製造はクローン戦争以前に始まった。ヤヴィンの戦いの22前、銀河共和国グランド・アーミーのために作られたAT-TEはクローン戦争最初の戦闘ジオノーシスの戦いに参加し、独立星系連合ドロイド軍と戦った。共和国軍はAT-TEの移送に低空強襲トランスポート/貨物用を使用した。[6] その後、ロザナ・ヘビー・エンジニアリング社によって大量製造されたAT-TEはコア・ワールドからアウター・リム・テリトリーに至るまで、共和国地上作戦の主戦力として活躍した。[1]

銀河内戦中、反乱同盟軍銀河帝国との戦いにAT-TEウォーカーを投入していた。クローン戦争期のウォーカーを維持するため、反乱軍のメカニックは機体に特別な改造を行っていた。[7]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

全地形対応型ビークル
銀河共和国
AT-AP - AT-TE - AT-RT - AT-OT
銀河帝国
AT-AA - AT-AC - AT-ACT - AT-AT (試作型 - エリート) - AT-CT - AT-DP (アーク・キャノン)
AT-DT - AT-MP (強化型 - Mk III) - AT-ST (AT-KT - 強化型 - 強襲型 - Mk III) - AT-PT
ファースト・オーダー
AT-AT - AT-HH - AT-HS - AT-MA - AT-M6 - AT-PD - AT-ST - UA-TT
その他
強化型AT-AP - AT-ET - AT-HE - AT-CE - エリートAT-TE
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