共和国チューナー装置(Republic tuner device)、別名コーボー・チューナー(Koboh tuner)はジェダイ・マスター・サンタリ・クリィがハイ・リパブリック時代に発明した共鳴器。ジェダイ・オーダーと銀河共和国が共同で行った異常物質の研究と連動して開発され、惑星コーボー各地に設けられた施設の起動装置として用いられた。サンタリはチューナー装置に鍵としての役割を持たせることで、ナイヒルをはじめとする銀河辺境の予測不可能な脅威から個人や機密エリアの安全を確保した。[1]
歴史[]
232 BBY[2]、ハイパースペース大災害の“出現”によって惑星コーボーが災害に見舞われた際、銀河共和国はこの星からの完全撤退を決断した。サンタリ・クリィもコーボーを離れることになったが、彼女はリハビリテーション・ウイングで永い眠りについているダガン・ゲラを目覚めさせるため、バクタ・タンクを操作するのに必要なチューナー装置をドロイドZN-A4に託した。しかしこのドロイドは地下施設の崩落に巻き込まれ、それから200年以上にわたって“二重性の間”に閉じ込められることになった。[1]
帝国時代、ダガン・ゲラの忠実な部下であるレイヴィスが自由の身になり、コーボーの盗賊団を結束させてベッドラム・レイダーを設立した。レイヴィスとレイダーたちは、ダガンを復活させるために必要なチューナー装置を長年にわたって探し求めた。9 BBY、コーボーの住民ターグルが装置を発見したと主張してレイダーと取り引きに臨んだが、このチューナーは偽物だった。激怒したレイヴィスはズィークに命じてターグルを始末しようとしたが、コーボーに到着したばかりのジェダイ・ナイト、カル・ケスティスがターグルを救った。その後、カルは二重性の間を発見し、ZN-A4を復活させ、この古代のドロイドからチューナー装置を託された。[1]
カルはチューナーを使って“森のアンテナ”を起動してほしいというZN-A4の頼みを引き受けた。カルはBD-1とともにスウィンドラーズ・ウォッシュへ足を運び、チューナーを使って古代の森の門を開き、玄武岩の森を探索した。森の先で受信アンテナに辿り着いたカルは、リハビリテーション・ウイングのバクタ・タンクに閉じ込められていたダガン・ゲラを発見し、チューナー装置を使って彼を解放した。しかしダガンはフォースのダークサイドに堕ちており、タナロー探求を巡ってカルと敵対することになった。[1]
制作の舞台裏[]
共和国チューナー装置は2023年4月28日に発売されたゲーム『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』で初めて登場した。本作の日本語版では tuner が“ターナー”と誤訳され、共和国のターナー装置やコーボー・ターナー、あるいはターナーキー等と表記されている。[1]
登場作品[]
- Star Wars ジェダイ:サバイバー (初登場) (訳語は共和国のターナー装置)