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Red5

Xウイングに乗り込むルーク・スカイウォーカー

「Xウイングのパイロットが市民に愛されているのは、彼らが反乱同盟軍の偉大な英雄だったからよ。そうでしょう? 人々は戦争を忘れたわけではないの。ただ、何もかもはるか昔のことだというだけ」
ヴァリッシュ・ヴィクリー[出典]

反乱軍パイロット(Rebel pilot)は共和国再建のための同盟スターファイター隊に仕えるパイロットである。初期反乱運動および銀河内戦の時代、彼らは無数の戦闘に参加して帝国軍と争った。反乱軍パイロットは、RZ-1 Aウイング・インターセプターA/SF-01 Bウイング・スターファイターT-65B Xウイング・スターファイターBTL-A4 Yウイング強襲用スターファイター/ボマーT-47エアスピーダーといった戦闘機に乗り込んだ。

概要[]

TheFateofAllFemaleWookieepedians

ホスの戦いに備える反乱軍パイロットたち

同盟軍スターファイター隊に仕えるパイロットは、共和国再建のための同盟にとって最も重要な財産のひとつだった。スターファイター部隊にはパイロットの数だけ物語があり、銀河帝国からの離反者、改心した元傭兵、冒険を夢見る農夫、コックピットの中でのみ生きていることを実感できる無鉄砲な者たちなど、さまざまな人種が同盟軍の戦闘機に乗り込んでいた。反乱軍パイロットはそれぞれの過去に拘らず仲間と共に戦うことを学び、銀河帝国との数え切れない戦いで得た経験と仲間に信頼を置いていた。[1]

一部の反乱同盟パイロットは帝国アカデミーで操縦技術を学んだのち、同盟軍へ離反するか、帝国宇宙軍への入隊を逃れてきた過去を持つ。それ以外には、宇宙を飛び交う商船や旅客船、貨物クルーザーなどで操縦の経験を積んだ者たちもいた。はたまた、コア・ワールドから遠く離れた辺境の星々で亜軌道スペースクラフトを飛ばすことに情熱を燃やす、民間人の宇宙船愛好家や農業パイロットもいた。反乱軍パイロットの多くは、高速がもたらすスリルへの愛着を持っていた。雑多な構成員ながら、彼らはいずれも、帝国の統治を終わらせて銀河共和国の民主主義の理想を再建するという願望で結束していた。[2]

装備[]

反乱軍パイロットのフライト・スーツはさまざまだが、XウイングYウイング・スターファイター・パイロットの大半はオレンジのものを身に着けていた。フライト・スーツは与圧され、ライフ・サポート・ユニットを搭載し、コンパクトな道具や緊急用装備をしまっておけるポケットが有った。反乱軍のスターファイターは完全に与圧されたコックピットであるため、標準支給の反乱軍パイロット・ヘルメットは透明なバイザーがついているが、それ以外の部分の顔面は露出し、自由に呼吸ができるようになっていた。またそれぞれのヘルメットには、しばしばパイロットの部隊や故郷、信条を表明するデザインが施された。また絶縁グローブブーツ、軽量アーマー・フラック・ベストがパイロットにさらなる保護を提供した。[2]

歴史[]

初期反乱運動[]

ヤヴィンの戦い[]

反乱同盟軍のパイロットたちは、ヤヴィンの戦い銀河帝国デス・スターバトル・ステーションを破壊する任務を与えられた。アストロメク・ドロイドR2-D2が持ち帰った設計図を解析し、反乱軍は宇宙ステーションの小さな排熱孔プロトン魚雷を命中させれば巨大要塞を粉々にすることが可能だと気付いた。ヤヴィン4秘密基地で開かれたブリーフィングで、ジャン・ドドンナ将軍スターファイターを使ってデス・スターを攻撃する作戦を説明した。

作戦の説明が終わった後、T-65B Xウイング・スターファイターから成るレッド中隊と、BTL-A4 Yウイング強襲用スターファイター/ボマーから成るゴールド中隊がヤヴィン基地から出撃した。彼らはバトル・ステーションの表面に設置されたターボレーザー砲塔に攻撃されたが、小型かつ高速な戦闘機は、固定砲台にとって狙いにくい標的だった。そのため、シス卿ダース・ヴェイダーは自らTIEアドバンストx1に乗り込み、TIEファイター中隊を率いて出撃した。

Xwings trenchrun

デス・スターのトレンチを飛行するXウイング

反乱軍のスターファイターは、デス・スターの排熱孔へ続く子午線トレンチ(溝)に飛び込んだが、ヴェイダー率いるTIE中隊の妨害に遭った。レッド中隊の隊長を務めるガーヴェン・ドレイスもヴェイダーのTIEアドバンストによって撃墜された。大多数の仲間を失った後、反乱軍の最後の望みをかけ、ルーク・スカイウォーカーウェッジ・アンティリーズビッグズ・ダークライターのXウイングがトレンチに飛び込んだ。ヴェイダーは彼らの背後を取り、ダークライターを撃墜し、アンティリーズの機体を破損させて戦線離脱させた。ヴェイダーはスカイウォーカーをあと一歩のところまで追いつめたが、ハン・ソロの<ミレニアム・ファルコン>が戦いに介入し、ヴェイダーを妨害した。その後、スカイウォーカーはフォースの助けを借りてプロトン魚雷を発射し、排熱孔に命中させた。デス・スターは中央反応炉の爆発によって粉々になった。

この戦いを生き延びたのは、<ファルコン>の乗組員を除くと、スカイウォーカーとアンティリーズ、Yウイング・パイロット1名だけだった。ロイヤル・アワード・セレモニーの後、反乱軍パイロットのエヴァン・ヴァーレインプリンセスレイア・オーガナと共にオルデラニアンの難民を救出する任務に向かった。

ホスの戦い[]

Snowspeeders-ST

帝国軍のウォーカーと戦うローグ中隊

ヤヴィンの戦いで大勝利を収めたものの、反乱同盟はヤヴィン基地からの撤退を迫られ、の惑星ホスへ移動することになった。しかし、彼らが設置したエコー基地は帝国のヴァイパー・プローブ・ドロイドによって発見され、デス小艦隊ホス星系に侵攻した。ケンダル・オッゼル提督がミスを犯したおかげで反乱同盟は帝国の接近を事前に察知し、爆撃から基地を防衛するためのシールド発生装置を起動した。軌道からの攻撃が不可能になったため、ダース・ヴェイダーはマクシミリアン・ヴィアーズ将軍指揮下の地上部隊をホスへ降下させた。

ホスの戦いが始まると、反乱軍は地上部隊とT-47エアスピーダー(スノースピーダー)部隊で帝国軍を迎撃した。ローグ中隊のパイロットたちは、スノースピーダーに搭載されたケーブルを使って全地形対応装甲トランスポート(AT-ATウォーカー)の脚をもつれさせ、倒れたところを破壊することに成功した。ウォーカーの弱点を突く攻撃は功を奏したが、スノースピーダー部隊も最終的には圧倒的な火力に押し返され、撃墜を免れたパイロットも撤退を強いられた。

エンドアの戦い[]

Devastator devastated

<デヴァステイター>の破壊に成功したブレード中隊

ホスの敗北の1年後、反乱同盟は建造中の第2デス・スターに大規模攻撃を仕掛けるために集結した。同盟宇宙軍の多くの艦船と共に、反乱軍のパイロットたちもこの戦いに参加した。エンドア星系ハイパースペースを抜けた同盟軍艦隊は、帝国のデス小艦隊に待ち伏せされた。帝国の罠に嵌まったことに気付いたギアル・アクバー提督は艦隊を退却させようとしたが、ランド・カルリジアン将軍は彼の判断に異議を唱え、衛星エンドアに派遣された地上部隊が第2デス・スターのシールド発生装置を破壊するまで戦い続けるべきだと主張した。

エンドアの戦いのさなか、A/SF-01 Bウイング・スターファイターによって構成されるブレード中隊ジャレッド・モントフェラット提督指揮下のインペリアル級スター・デストロイヤーデヴァステイター>と交戦した。ジーナ・ムーンソングブレイレン・ストラムは、火力の不利を覆してスター・デストロイヤーのナビゲ―ショナル・シールドに攻撃を命中させ、<デヴァステイター>を沈めた。

地上部隊がシールド発生装置を破壊すると、<ミレニアム・ファルコン>とスターファイター数機がバトル・ステーションの内部に侵入し、中央反応炉を目指して飛行した。その頃、パイロット・アーヴェル・クライニッドの操縦するRZ-1 Aウイング・インターセプタースーパー・スター・デストロイヤーエグゼクター>のブリッジに衝突した。クライニッドの犠牲によってブリッジは大破し、巨大スター・デストロイヤーはデス・スターの地表に墜落した。

デス・スターの内部では、アンティリーズがデス・スターのパワー・レギュレーターを砲撃した。続けて<ファルコン>が中央反応炉にミサイルを放ち、バトル・ステーションは爆発の連鎖反応によって粉々になった。アンティリーズのXウイングと<ファルコン>はデス・スターが崩壊する直前に外部へ脱出した。その後、エンドアの地上では反乱軍パイロットを含む軍人たちがイウォークと共に戦勝を祝った。

ビークル[]

スターファイター[]

エアスピーダー[]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

関連項目[]

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