名称不明のガモーリアン・ガード1

この記事のタイトルは正式名称ではありません。

正式名称が不明のため、記事名に仮のタイトルが使われています。

「このガモーリアンたちはかつてジャバ・ザ・ハットやビブ・フォーチュナの護衛でした。雇い主が殺されても彼らは降伏せず、フェット様に捧げるため生け捕りにされました。彼らが拷問で上げる叫び声はあなたの玉座を脅かす者への警告になります」

―8D8^[出典]

このガモーリアン・ガードはかつて惑星タトゥイーンにある宮殿で犯罪王ジャバ・デシリジク・ティウレやその後継者ビブ・フォーチュナに仕え、のちに元賞金稼ぎの大名ボバ・フェットに忠誠を誓った。フェットがフォーチュナを殺して台頭した当初、このガモーリアンとその仲間は降伏を拒否したため生け捕りにされた。しかしフェットは2人を拷問せず、命を助ける代わりに自分の部下にならないかと持ち掛けた。^[3]

ガモーリアンはフェットの衛兵としてヘルメットと両肩のポールドロンを装備し、フェットがモス・エスパの街に繰り出す際には、フェネック・シャンドとともに彼に同伴した。フェットがサンクチュアリの外でナイト・ウィンドのオーダーに襲撃された際、ガモーリアンは新たな主君を守るため暗殺者と戦った。戦いの後、2人のガモーリアン・ガードはフェットを宮殿のバクタ・ポッドへ運び込んだ。^[3] またガモーリアンはモッズの若者たちとともに、ハットのツインズに雇われた刺客クルルサンタンからフェットを守った。^[4]

フェットのゴートラとパイク・シンジケートがタトゥイーンの覇権を巡って抗争を開始すると、2人のガモーリアンはクラトゥイニアン・ファミリーの縄張りであるモス・エスパ宇宙港の警戒にあたった。しかしフェットと協定を結んでいたはずのモス・エスパのファミリーはパイクへ寝返り、2人のガモーリアンは宇宙港でクラトゥイニアンの兵士の奇襲に遭った。ガモーリアンたちは近接武器でクラトゥイニアンと戦ったが、多勢に無勢で追い詰められ、崖から落とされて戦死した。^[2]

制作の舞台裏[]

このガモーリアン・ガードは2021年 12月29日に Disney+ で配信開始したTVシリーズ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』の『チャプター1：異星のはぐれ者』で初登場を果たした。演者は格闘家のフランク・トリッグ。役名はもう1人のガモーリアンとまとめて“ガモーリアン・ガードたち”（Gamorrean guards）とクレジットされているため、劇中の情報だけではトリッグがどちらを演じたのか判別できないが^[3]、もう一方を演じたコリン・ハイムズが自身の Instagram でそれぞれの役を特定する情報を発信した。^[5]