この人間のスピーダー・パイロットは、新共和国時代に氷の惑星パゴドンで運び屋として働いていた。彼はおんぼろのランドスピーダーを操縦して氷原を移動し、クバーズの渡し守が手配する乗客を目的地まで運ぶ仕事をしていた。9 ABY、彼は“マンダロリアン”として知られる賞金稼ぎと、彼が捕まえたミスロルの賞金首をガンシップ<レイザー・クレスト>の駐機場まで運んだ。乗客を降ろして金を受け取った後、彼は氷の下から現れたラヴィナックに襲われ、ランドスピーダーもろとも水中に引きずりこまれてしまった。
経歴[]
この人間男性は、銀河帝国没落以降の時代に、氷の惑星パゴドンでスピーダー・パイロットとして働いていた。このパイロットはクバーズ種族の渡し守から顧客を手配してもらっており、条件の合う客が現れた際には、フルートの音色で呼ばれる手はずになっていた。9 ABY、賞金稼ぎの“マンダロリアン”と、彼が捕まえたミスロルの賞金首が渡し守のもとに現れた。マンダロリアンがドロイドのパイロットを拒否したため、渡し守は代わりに人間のパイロットをフルートで呼び出した。[1]
パイロットは2人の乗客をランドスピーダーに乗せ、当たり一面氷の風景が広がる土地を走らせた。マンダロリアンのガンシップ<レイザー・クレスト>が泊めてある駐機場へ向かう道中、このパイロットはバイノキュラーで周辺を見渡してラヴィナックを警戒した。目的地に到着してマンダロリアンと賞金首を降ろし、報酬を受け取った後、パイロットは“氷の上に長居するな”と2人に警告し、スピーダーを発進させた。しかしさほど遠くまでいかないうちに、氷の下からラヴィナックが姿を現し、このパイロットをスピーダーもろとも水中に引きずり込んでしまった。[1]
人物[]
- 「氷の上に長居するなよ」
- ―人間のスピーダー・パイロット[出典]
このパイロットは白色人種の人間男性で、目は青く、茶色いひげを生やしていた。彼はスピーダーを操縦中にバイノキュラーで辺りを警戒する用心深い性格であり、乗客にもラヴィナックの出現場所に関する情報を提供していた。しかしそんな彼も最期はあっけなくラヴィナックの餌食になってしまった。[1]
装備[]
9 ABY当時、このパイロットが操縦する赤いランドスピーダーは、停車した際に部品がはがれ落ちるほどくたびれていた。彼はフードに毛皮がついた茶色のコートを身に着け、ゴーグルを着用し、ラヴィナックの警戒に使うバイノキュラーを所有していた。[1]
制作の舞台裏[]
このキャラクターは2019年に動画配信サービス Disney+ でスタートした実写TVシリーズ『マンダロリアン』シーズン1の『チャプター1:マンダロリアン』で初登場を果たした。俳優はブライアン・ポゼーン。[1]
登場作品[]
- マンダロリアン – チャプター1:マンダロリアン (初登場)