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この記事のタイトルはあくまで仮の名称です。

正式名称が不明なため、記事名に仮のタイトルが充てられています。

「これで彼女はこれからどんな女も信用できなくなるだろうねぇ。赤ん坊も魂も奪ってやったってわけ」
―女性尋問官[出典]

帝国時代、名称不明の女性尋問官銀河帝国に仕えていた。彼女はい肌と青い、長い指を持つヒューマノイド型の種族で、他の尋問官と同じく、フォースのダークサイドに転向する以前はジェダイ・オーダーのメンバーだった。帝国時代の初期、彼女はシスの暗黒卿ダース・ヴェイダーに付き従い、フィフス・ブラザートワイレックの尋問官とともに、元ジェダイ・マスターイース・コス追跡に参加した。コスは当時ジェダイとしての生き方を捨て、とある砂漠の惑星でガンシック啓蒙教会司祭となっていた。

ヴェイダーがコスを発見した後、女性尋問官たちは生まれたばかりのコスの娘を捕まえてくるよう命じられた。女性尋問官は市街地でコスの妻であるミラを発見したが、あえて彼女を見逃し、逃亡用のスターシップに乗るのを許した。しかし女性尋問官はシャトルが離陸したのを見計らってから、フォースを使って赤ん坊を母親から奪い取った。彼女は一度安心させてから裏切ることで、ミラが今後誰も信じられなくなるよう仕向けたのである。ヴェイダーがコスを殺した後、一行はコスの娘を“ハーヴェスター計画”に加えるためコルサントに連れ帰った。

尋問官本部に帰った後、女性尋問官はトワイレックの同僚とともに任務の成功を祝ったが、ダース・ヴェイダーはこの2人が互いに執着心を抱いていることに気づいて激怒し、その場でライトセーバーを起動した。女性尋問官はトワイレックの同僚とともに本部から脱出し、ギャラクティック・シティでヴェイターから逃げ回った。2人の尋問官は、一度ヴェイダーの標的になってしまった以上、彼を殺すしか生き残る道はないと判断して反撃に出た。彼女たちは高層ビルの上でヴェイダーを追い詰めることに成功したが、油断したところをフォースで操られ、ライトセーバーで同士討ちさせられて命を落とした。

経歴

生い立ち

「ジェダイがいなくなるのも時間の問題だね」
「俺たち、うまくやりすぎちまったな」
―女性尋問官とトワイレックの尋問官[出典]

のちに尋問官となるこの女性は、フォース感応能力を備え[1]、もともとジェダイ・オーダーのメンバーだった。他のジェダイと同じく、彼女はオーダーでフォースライトセーバー訓練を積んだ。[2] しかし彼女はやがてフォースのダークサイドに堕ち、シスの暗黒卿ダース・シディアスに仕える尋問官の1人になった。クローン戦争終結し、銀河共和国銀河帝国再編された後、彼女を含む尋問官たちは、オーダー66を生きのびたジェダイを見つけて抹殺する任務を与えられた。[1]

帝国時代

イース・コスの追跡

「お願い…女同士のよしみで…赤ちゃんを奪わないで」
ミラ[出典]
Mira and a female Inquisitor

ミラを発見した女性尋問官

帝国時代の初期、女性尋問官はフィフス・ブラザートワイレックの尋問官とともにシス卿ダース・ヴェイダーに同伴し、元ジェダイ・マスターイース・コス捜索に参加した。ジェダイ最高評議会の元メンバーであるコスは、今ではジェダイの生き方を捨て、とある砂漠の惑星でガンシック啓蒙教会司祭として静かな暮らしを送っていた。またコスはミラという名のザブラクの女性と結婚していた。コスにとっては運が悪いことに、彼はミラがを出産した直後にヴェイダーと尋問官に見つかってしまった。ヴェイダーはコスとライトセーバー対決を繰り広げ、コスの娘を見つけて捕まえてくるよう、3人の尋問官たちに命令した。[1]

女性尋問官とフィフス・ブラザー、トワイレックの尋問官は赤ん坊を連れて逃げ出したミラを追い、市街地へ向かった。他の2人と別れた後、女性尋問官はフォースを使って赤ん坊の存在を探り、居場所を突き止めることに成功した。彼女が追いついた時、ミラは街から脱出するため父親シャトルに乗り込もうとしているところだった。ライトセーバーを起動して眼の前に立ちはだかる女性尋問官に対し、ミラは“女同士のお願い”として、自分と娘を見逃して欲しいと懇願した。女性尋問官は願いを聞き入れたふうを装い、ミラが父親とともにシャトルに乗り込むのを一度は許した。[1]

Red inquisitor catches the baby

イース・コスの娘を捕まえた尋問官

間もなく他の尋問官2人が現場に駆けつけ、女性尋問官の行動を問い詰めた。すると彼女は離陸したシャトルに向かって手を向け、母親の腕に抱かれている赤ん坊をフォースで奪い取った。悲嘆にくれる母親をよそに、女性尋問官はシャトルの窓から落ちてきた赤ん坊をフォースで掴み、ヴェイダーから与えられた任務を達成した。母親を逃した理由を尋ねられた彼女は、一度期待を持たせてから裏切ることで、ミラが今後誰も信用できなくなるように仕向けたのだと語り、赤ん坊だけでなくミラの魂も奪ってやったのだと説明した。[1]

コスと戦っていたヴェイダーは、赤ん坊を連れて戻ってきた部下たちをライトセーバーで指し示し、しぶとく戦い続けていた元ジェダイを動揺させた。コスは娘が捕まったことを知って呆然としているところを背後からヴェイダーに斬り殺され、息絶えた。任務を終えたヴェイダーと3人の尋問官は、ゼータ級シャトルに乗って帝国の首都惑星コルサントに戻った。シャトルがザ・ワークスに着陸すると、ヴェイダーは女性尋問官が捕まえた赤ん坊をナースメイドたちに引き渡した。[1]

ヴェイダーの逆鱗

「それより私のために奴に逆らうなんて」
「気持ちは伝えてたろ。これで証明できたってもんだ」
―女性尋問官とトワイレックの尋問官[出典]
Red Inquisitor on the run

ヴェイダーから逃げ出す女性尋問官

ザ・ワークスにある尋問官本部に戻った後、女性尋問官とトワイレックの尋問官は、銀河系からまた1人ジェダイが減ったことを祝って祝杯を挙げた。ジェダイを殺すたびその場所の特産品を飲むことにしていた彼女たちは、コスが住んでいた星の特産であるダスト・ジュースを飲んだが、このアルコール飲料はどちらの尋問官にとっても不快な味だった。女性尋問官は酒を飲みながらトワイレックの同僚と会話を交わし、もしこのままジェダイが全滅したら、ダース・ヴェイダーはいったいどうするだろうかと相手に尋ねた。トワイレックは、ヴェイダーのような男は次の標的を見つけることに事欠かないだろうと答えたが、次の瞬間、ヴェイダー本人が2人のすぐそばに姿を現し、ライトセーバーを起動した。[1]

その場に居合わせたパウアン大尋問官は、ヴェイダーの行動は訓練の一環かと尋ねたが、シスはこれを否定し、女性尋問官に向かってライトセーバーを振り下ろした。トワイレックは自分のセーバーを起動して女性尋問官の身を護り、先に逃げるよう彼女に叫んだ。するとヴェイダーは、この2人が尋問官にあるまじき執着心を互いに抱いていると指摘した。ヴェイダーは激怒し、イース・コスが死んだ時に執着心が弱点となることを学ぶべきだったと告げ、トワイレックをフォースで吹っ飛ばした。トワイレックの尋問官はすぐに女性尋問官と合流し、本部から脱出してギャラクティック・シティへ逃亡した。大尋問官は他の部下とともに追跡を手伝うべきかと尋ねたが、ヴェイダーは手助けは不要だと答えた。[1]

Airspeeder Throw

2人の尋問官に向かってエアスピーダーを投げるダース・ヴェイダー

逃げる途中、なぜヴェイダーが自分たちを攻撃するのか分からないと語るトワイレックの同僚に、女性尋問官はヴェイダーが誰かを殺すのに理由など必要ないのだと告げた。同僚が自分を護ってくれたことが信じられないでいる女性尋問官に対し、トワイレックの尋問官は、彼女に対する想いは以前にも告白した通りだと告げ、その想いを証明したに過ぎないと語った。女性尋問官は彼の行動は愚かだったと嘆きつつも、ヴェイダーに狙われてしまった今、彼を殺すしか生き残る道はないという結論で一致した。一方、ヴェイダーは2名のクローン・トルーパーが操縦するイージーライド旅客エアスピーダーに乗って尋問官を追っていた。ヴェイダーは既に2人の尋問官が反撃に出てくることを予期していた。[1]

Death of Inquisitors

2人の尋問官の最期

2人の尋問官がエアスピーダーを奇襲で破壊すると、ヴェイダーは民間人が乗っている別のスピーダーに飛び乗った。2人の尋問官はダブル=ブレード回転式ライトセーバーを投げてこの乗り物も破壊したが、ヴェイダーはまたしても別のスピーダーに逃げた。このとき破壊されたスピーダーはを上げて墜落し、グランの元老院議員を巻き添えにして爆発した。尋問官とヴェイダーはギャラクティック・シティのスカイレーンで追跡劇を繰り広げ、フォースを使って民間人のスピーダーを投げつけあった。ヴェイダーが自分たちのスピーダーに向かって跳躍してきた時、2人の尋問官は近くにあった像を倒し、シス卿を高層ビルのバルコニーに叩き落とすことに成功した。女性尋問官は倒れたシス卿にライトセーバーでとどめを刺そうとしたが、ヴェイダーはフォースを使って2人の尋問官の動きを完全に封じた。女性尋問官はしくじってしまったことをトワイレックに謝ったが、彼はどのみちベッドで死ぬことなど期待していなかったと答え、これでようやく2人で自由になれると語った。トワイレックが最期の言葉を言い終えた瞬間、ヴェイダーは2人の体をフォースで操り、互いのライトセーバーで同士討ちさせた。[1]

その後

「あの女には目を光らせておりました。他の尋問官を誘惑していたのです。女は我らに反抗する勢力を作ろうとしていました。私はその病原菌が蔓延する前に排除したまで」
―皇帝に報告を行うダース・ヴェイダー[出典]

2人の尋問官を始末した後、ダース・ヴェイダーはインペリアル・パレスで皇帝ダース・シディアスに謁見した。2人の尋問官が処刑に値する反逆者だったことを証明するよう迫られたヴェイダーは、女性尋問官が同僚をたぶらかし、シスに対抗するための仲間意識を築きあげていたと語り、それが他の者にも拡がる前に始末することにしたのだとシス・マスターに報告した。しかしシディアスは弟子の弁明に満足せず、首都惑星に破壊をも撒き散らし、グランの議員を死なせた件でもヴェイダーを責めた。最終的に皇帝は、今回のような事件が再び起きるのを防ぐため、尋問官の本部をコルサント以外に移すことに決めた。[1]

個性と特徴

Red inquisitor 19

女性尋問官

「お前たち二人の間に繋がりを感じた。愛情だ。それは強さではなく、弱み。イース・コスの死はお前たちにとって良い教訓だったはずだが、何も学んでいないな」
―女性尋問官とトワイレックの尋問官に対し、ダース・ヴェイダー[出典]

女性尋問官は赤い肌のヒューマノイド種族で、は赤く、は茶で、長い指を備えた。彼女は無慈悲な性格の持ち主で、赤ん坊を連れて逃げるミラを見つけた際には、ミラの頼みを聞き入れたふりをしてから赤ん坊を奪い去り、ミラが二度と人を信じられなくなるよう仕向けた。また彼女は同僚であるトワイレックの尋問官と親しく、彼から好意を告白されていた。しかし彼女は尋問官同士で執着心を抱いていることをヴェイダーに咎められ、彼の処刑対象になってしまった。[1]

技術と能力

「あの赤子はジェダイの子…フォースの波動が少しでも出ているか調べてみよう」
―女性尋問官[出典]

女性尋問官はフォースやライトセーバーを使った戦闘技術の訓練を積んでいた。彼女はフォースのテレキネシスを使って物を浮遊させたり、長い距離を跳躍することができた。しかし女性尋問官のフォースの操作能力は、シス卿であるダース・ヴェイダーのそれには及ばなかった。[1]

装備

他の尋問官と同じく、彼女も灰色や黒を基調とした装備に身を包み、赤いバイザーがついたヘルメットを着用した。また彼女は赤いブレードを放出するダブル=ブレードの回転式ライトセーバーを携帯していた。[1]

制作の舞台裏

このキャラクターは2018年マーベル・コミックから発売された正史のコミック『スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 ベイダーの城』(チャールズ・ソウル作、ジュゼッペ・カムンコリ画)で初登場を果たした。本作の翻訳版は2019年9月28日ヴィレッジブックスから発売されている。[1]

登場エピソード

脚注

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