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「大提督?」
「バトンでの勝利を受け、皇帝陛下より任じられた」
カシウス・コンスタンチン提督スローン大提督[出典]

大提督(Grand Admiral)は銀河帝国宇宙艦隊で使用されていた階級である。提督よりも上位の階級で、特徴的な白い軍服を着用した。初期反乱軍との戦いで活躍したスローンや、エンドアの戦い以降に帝国宇宙軍の残存勢力を指揮したレイ・スローンが知られる。

歴史

ヤヴィンの戦い以前、チス帝国軍将校スローンバトンにおける戦いを勝利へ導き、皇帝シーヴ・パルパティーンによって大提督に任命された。その後、スローン大提督は急速な拡大を遂げる反乱運動の撲滅を任された。

舞台裏

スター・ウォーズ・ユニバースにおける大提督の初出は、1991年発表の小説『帝国の後継者』である。小説家ティモシイ・ザーンが生み出したヴィラン、スローン大提督が本作で初登場を果たした。政治的権力者やダークサイダーとは方向性の異なる悪役をつくるにあたり、階級がただの提督では平凡すぎると考えていたザーンは、ウィリアム・L・シャイラーの歴史書『第三帝国の興亡』を読んでいたときにドイツ海軍で大提督という階級が使われていたことを知り、これを採用することに決めた。

正史世界観においては、2015年発売の小説『アフターマス』(チャック・ウェンディグ著)で初めて大提督について言及された。また、翌2016年にはスローン大提督が正史のアニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち/影の中へ』に登場した。

登場作品

他言語版
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