- 「あれは月ではない。宇宙ステーションだ」
- ―デス・スターを目にしたオビ=ワン・ケノービ[出典]
宇宙ステーション(Space station)は知覚種族によって惑星の軌道や深宇宙に築かれた建造物である。居住施設となるものから、医療拠点、造船所まで、宇宙ステーションの用途はさまざまだった。銀河帝国が建造したデス・スターや第2デス・スターは、戦闘用に武装したバトル・ステーションと呼ばれるタイプの宇宙ステーションだった。
概要[]
パニマ・ターミナルの軌道に浮かぶ宇宙ステーション・“ラス”や[1]、ガリドラーンIIIのガリドラーン・ステーション[2]、クォーザイトのステーションのように、宇宙ステーションはしばしば惑星の軌道に配置された。このうち、クォーザイトの宇宙ステーションは長大なターボリフト輸送エリアで地上と繋がっていた。[3] また惑星リンゴ・ヴィンダは巨大な環状の宇宙ステーションに取り囲まれていた。[4] また宇宙ステーションは既存の天体を利用して造られることもあった。犯罪組織ハクシオン・ブルードの拠点として用いられたオルド・エリスは、かつて超兵器によって破壊された亜惑星の欠片を利用して築かれた、小惑星宇宙ステーションだった。[5]
役割[]
宇宙ステーションは医療センターとして使われることがあった。クローン戦争中、銀河共和国はヘイヴン級医療ステーションという名の医療施設を使用した。[6] このステーションはヴェネター級スター・デストロイヤーや[7] ペルタ級フリゲートといった共和国宇宙軍の艦船と直接ドッキングすることができ、万単位の負傷兵を収容することができた。[8] こうしたステーションはしばしば独立星系連合の攻撃目標となり、負傷兵が危険にさらされることがあった。[8][9]
銀河系には造船所としての役割を果たす宇宙ステーションがいくつか存在した。[10][11] コロニーズの惑星フォンドアの軌道には、フォンドア造船所を要する車輪型の宇宙ステーション、フォンドア・ステーションがあった。このステーションは銀河帝国のインペリアル級スター・デストロイヤーを直接ドッキングさせることができ、銀河内戦で反乱同盟の攻撃目標となった。[10] また同じくコロニーズの惑星カステルには[11] リパブリック・サイナー・システムズ社の[12] 軌道造船所CC-24があった。[11]
参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビギナー・ゲーム
- ポー・ダメロン:フライト・ログ
- スター・ウォーズ ローグ・ワン アルティメット・ビジュアル・ガイド
- スター・ウォーズ:ローグ・ワン:レベル・ドシエ
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- スター・ウォーズ:レベル・ファイルズ
- スター・ウォーズ/最後のジェダイ クロス・セクション
- STAR WARS GEEKTIONARY THE GALAXY FROM A to Z
- Star Wars THE GALACTIC EXPLORER’S GUIDE
- THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ キャラクター事典
- スター・ウォーズ:マンダロリアン ハンドブック