巡礼者の聖地の任務

「マスター・ジュンダ、帝国軍が巡礼者の聖域に」
「攻撃部隊？」
「いえ、発掘隊です」

―ナーキスの隠者とシア・ジュンダ

9 BBY、ジェダイ・ナイトのカル・ケスティスとナイトシスターのメリンは、ナーキスの隠者アミアスを帝国軍から救出するため衛星ジェダの巡礼者の聖地で任務を行った。当時、銀河帝国はジェダで採掘活動を展開しており、聖地はその破壊対象のひとつに選ばれた。帝国は知らなかったが、聖地は“ヒドゥン・パス”と呼ばれる秘密ネットワークの隠れ家として利用されていた。ジェダイ・マスターのシア・ジュンダとイーノ・コルドヴァは、ブラザー・アミアスが持つヒドゥン・パスの受信コードを帝国から守り抜くため、カルとメリンを聖地へ派遣した。当時、カルはタナロー探求の旅の過程でたまたまジェダに滞在していた。

アーカイブから出発したカルとメリン、BD-1はスパメルに乗ってナーキス砂漠を横断し、帝国軍のストームトルーパーやKXシリーズ・セキュリティ・ドロイド、DTシリーズ・セントリー・ドロイドと戦いながら“巡礼者の道”を旅した。聖地へ続くくたびれた橋は部分的に崩壊していたが、カルは歌う遺跡でヴィジョンを経験し、フォースを使って長距離をジャンプするテクニックを身に着け、橋を飛び越えた。その後、カルは帝国軍に占拠された聖所寺院を探索し、地下室にある隠れ家に辿り着いた。隠れ家からの避難はすでに完了しており、アミアスは地下室への入り口を封鎖して独りで籠城していた。アミアスはカルに受信コードを託したのち、帝国軍の掘削用トライデント級アサルト・シップの攻撃に巻き込まれて命を落とした。

カルはメリンから受け取った魔法のお守りに助けられ、レーザー・ゲートを通り抜けて隠れ家から脱出した。2人はシアのもとに戻ることに決めたが、帝国の追跡をかわすため“巡礼者の道”は使わないことに決めた。2人はメリンの魔法を使って聖地の近くの丘の上に移動し、追跡してきたアサルト・シップを迎え撃った。メリンがトライデントの脚を破壊すると、カルはフォースを使ってその破片を船体のドリル・スパイク部分に押し込み、アサルト・シップを爆発させた。カルとメリンは魔法によるワープで聖地から撤退し、受信コードをアーカイブにいるシアのもとへ持ち帰った。任務の後、カルはタナローの探求に戻り、メリンやボード・アクーナ、グリーズ・ドリタスとともにコーボーへ向かった。

登場作品

• Star Wars ジェダイ：サバイバー （初登場）

脚注

他言語版

• English