エンドアの戦いの翌朝、反乱同盟軍の攻撃部隊パスファインダーズが衛星エンドアの帝国軍前哨基地に襲撃を仕掛けた。銀河帝国が大敗を喫したエンドアの戦い以降、この基地の人員は反乱軍への反撃の機会を窺っていた。エンドアから帝国軍の残党を一掃するため、ハン・ソロ将軍は攻撃部隊と原住民のイウォークを率いて前哨基地に先制攻撃を行った。基地の制圧に成功した反乱軍は、帝国軍の大量の通信記録や、エンドアの戦い以降の計画案を入手する。帝国は皇帝シーヴ・パルパティーンを失って混乱状態にあったが、反乱軍は基地から手に入れた情報を調べ、銀河内戦がまだ終結にはほど遠いことを思い知った。
背景[]
銀河内戦の終盤、共和国再建のための同盟(反乱同盟軍)は森の月エンドアの上空で銀河帝国に大規模な攻撃を仕掛けた。彼らの攻撃目標は、エンドアの軌道で建造中の惑星破壊超兵器第2デス・スターと、視察のためこのバトル・ステーションを訪問中の皇帝シーヴ・パルパティーンだった。同盟宇宙軍がエンドアの上空で帝国宇宙軍と交戦する間、衛星の地上に派遣されたハン・ソロ将軍率いるパスファインダーズ攻撃部隊がデス・スターのシールド発生装置を攻撃した。彼らはエンドアの原住種族イウォークの助けを借りて発生装置の爆破に成功する。宇宙部隊はシールドを失ったデス・スターに直接攻撃を仕掛け、ステーションを粉々にした。また、この戦いで皇帝と彼の右腕であるシス卿ダース・ヴェイダーが命を落とした。
戦いの後、エンドアに残っていた帝国軍艦隊は一斉に退却したが、エンドアには帝国軍前哨基地が1つ残されていた。基地は反乱軍の野営地の裏側にあり、敗北の報せが届かなかった。一方、デス・スターを破壊した反乱軍はイウォークのブライト・ツリー村に集まり、祝勝の宴を開いた。ソロとランド・カルリジアン両将軍、パスファインダーズ部隊のケス・ダメロン軍曹、その妻で反乱軍パイロットのシャラ・ベイなど、多くの反乱軍兵士が原住民と一緒に勝利を喜んだ。
襲撃[]
エンドアの戦いの翌朝、ソロ将軍はパスファインダーズ部隊を集めてブリーフィングを開き、帝国軍が混乱状態にあること、エンドアの反対側に帝国軍の前哨基地が発見されたことを報告した。反撃の機会を窺っている帝国軍をイウォークに任せきりにするわけにはいかないと判断し、ソロとクリックス・メイディン将軍は前哨基地に奇襲を仕掛けることに決めた。奇襲作戦に向けた会議中、シャラ・ベイ中尉は航空支援を行う輸送船のパイロットに志願した。
パスファインダーズ部隊とイウォークの戦士はベイ中尉の操縦する輸送船に乗り込み、エンドアの裏側へと向かった。目標地点に到着後、ベイは地上部隊が展開するまでのあいだ援護射撃を行った。輸送船は最初の攻撃で全地形対応偵察トランスポートを撃破し、ストームトルーパーやスカウト・トルーパーに銃撃を浴びせた。パスファインダーズとイウォークはそれぞれブラスターと弓矢でトルーパーを圧倒し、基地の外の敵を全滅させた後、施設内になだれこんだ。ベイは輸送船を着陸させ、仲間たちが戻ってくるのを待った。
パスファインダーズは前哨基地のコンピューターから大量の情報を手に入れた。帝国軍の通話記録や、エンドアの戦い以降の計画案を手に入れたソロ将軍は、銀河内戦がまだ終結からほど遠いことを悟った。
その後[]
戦争は反乱軍がエンドアを離れた後もしばらく続いた。ソロ率いるパスファインダーズ部隊はアウター・リム・テリトリーの帝国保安局秘密基地“タイロンの辺境”制圧作戦を含むいくつかの襲撃を実行した。タイロン襲撃により、皇帝パルパティーンが死んだ場合に備えて準備されていた帝国軍の緊急事態用計画、シンダー作戦の存在が明らかになった。
登場作品[]
- スター・ウォーズ:砕かれた帝国 (初登場)
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[Source] |