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「銀河系に平和が訪れても、我々の仕事は終わりません。市民からなる新たな軍隊の創設は、安全で安心な新時代の先駆けとなります。防衛徴兵法案への一票は、未来への一票なのです」
―ランパート中将[出典]

帝国防衛徴兵法案(Imperial Defense Recruitment Bill)は帝国時代の初頭に銀河帝国元老院で提案された、帝国軍の徴兵制に関する法案。帝国以前から銀河共和国に仕えてきたクローン・トルーパーを廃止して徴募兵に置き換えることを明文化する法律であり、ウォー=マントル計画の推進者であるエドモン・ランパート中将によって提案された。元老院では予算や優先順位、クローントルーパーの処遇などが議論の焦点となり、法案の成立は何度か見送られた。惑星カミーノのクローニング施設が破壊された後に行われた議会でも、ライヨ・チューチーベイル・オーガナティンラ・パムロといった議員から反対の声が上がり、皇帝シーヴ・パルパティーンも不在だったことから、投票が先送りとなった。

チューチーはクローン・フォース99カミーノアンハリー・バトーニ元議員と協力し、法案の可決を阻止するため元老院でランパートの不正行為を告発した。その際、彼女は本議論を急きたてる要因となったカミーノ滅亡は天災によるものではなく、ランパート中将の指示のもと行われた攻撃によるものであることを暴露した。しかしパルパティーンはカミーノ攻撃はランパートの独断行為であると断定し、クローン・トルーパーが彼の司令に盲目的に従ったことを問題点にすり替えることで、防衛徴兵法案を正当化した。パルパティーンは新たな軍隊の担い手は新兵力“ストームトルーパー”であると宣言し、法案を可決へ導いた。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

  1. 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 バッド・バッチクローン謀議
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 バッド・バッチ真実と結末
  3. スター・ウォーズ:バッド・バッチシーズン2第8話『真実と結末』ではストームトルーパーの公式な設立の瞬間が描写された。『スター・ウォーズ:反乱の夜明け ビジュアル・ガイド』によるとストームトルーパーが公式に設立されたのは18 BBYであるため、『真実と結末』および本作と直結している第7話『クローン謀議』の時系列は18 BBYであると判断できる。
  4. バッド・バッチ孤独なクローン