- 「メーデー! メーデー! システムが反応しない!」
- ―徴兵トルーパー・パイロット[出典]
徴兵トルーパー・パイロット(Conscription trooper pilot)は帝国時代の初頭に活動した、徴募された兵士によって構成される銀河帝国のパイロットである。[2] TKトルーパーと似た装備を身に着けており[1]、TIEファイター・パイロットの前身にあたる存在だった。[2]
装備[]
徴兵トルーパー・パイロットの装備は、標準的なTKストームトルーパー用のアーマーとよく似ていた。標準タイプとの違いとして、胸部にパネルが取り付けられており、そのパネルから伸びる2本のチューブがヘルメットの顎部分に接続されていた。帝国時代の初頭、徴兵トルーパー・パイロットはニュー級攻撃輸送シャトルや[1] ロー級輸送シャトル、アルファ3ニンバス級Vウイング・スターファイターといった銀河帝国のさまざまな宇宙船の操縦を任された。[3]
歴史[]
18 BBY頃、徴兵トルーパー・パイロットが操縦するニュー級シャトルの“シャトル135”が惑星ウェイランドに到着した。このシャトルはTK-343を含む3名のTKストームトルーパーを運んでおり、タンティス山にある先端科学部門の研究基地を目指していた。嵐で視界が悪い中、パイロットは基地の通信センターから着陸許可を得て最終アプローチを行ったが、運悪くシャトルが雷に当たってしまい、システムがパワー・ダウンした。パイロットはシステムを復旧させることができず、シャトルはそのまま帝国の敷地外であるセクター4のジャングルに不時着した。パイロットとトルーパーたちは墜落こそ生き延びたが、間もなくジャングルに徘徊する獣の餌食となった。[1]
数か月後、クローンのオメガとクロスヘアーがタンティス基地から脱出した際、徴兵トルーパー・パイロットが操縦するロー級輸送シャトルが基地から発進し、TKトルーパーとクローン・コマンドーからなる追跡チームをジャングルへ運んだ。しかしオメガは乱戦のさなかにロー級シャトルに侵入し、コックピットにいたパイロットをスタンさせ、操縦桿を奪った。その後、このパイロットはクロスヘアーによって船外へ投げ出された。他の徴兵トルーパー・パイロットたちの乗るVウイングが新たに送り出され、オメガとクロスヘアー、そしてラーカ・ハウンドのバッチャーを乗せたロー級シャトルを追撃したが、最終的にオメガが帝国のネクロマンサー計画にとって不可欠な存在であることが判明したため、ロイス・ヘムロックの指示で攻撃は中断された。[3]
登場作品[]
バッド・バッチ – 囚人 (初登場)
バッド・バッチ – タンティスの影
バッド・バッチ – それぞれのやり方
バッド・バッチ – 覚悟の時
バッド・バッチ – ジャガーノート
バッド・バッチ – 突破口
バッド・バッチ – 敵陣へ
バッド・バッチ – 援軍の到着