情報ブローカー(Information broker)、あるいは情報屋(Infochant)、情報提供者(Informant)とはクレジットなどの見返りと引き換えに、主に特定の人物に関する情報を売る個人的なコンサルタント、もしくはスライサーである。
歴史[]
クローン戦争期、ゴッサム種族のサムディンは情報員として分離主義勢力に仕え、すでに分離主義勢力とは決別したナイトシスターのアサージ・ヴェントレスにも内通していた。19 BBY、サムディンはヴェントレスへの借りを返すため、ドゥークー伯爵が惑星ラクサス・セカンダスで行われるラクシアン人道賞の式典に出席予定であることを知らせた。その後、ヴェントレスはジェダイのクインラン・ヴォスとともにラクサスの首都ラクサロンを訪れ、ドゥークー暗殺計画の秘密を守るため、ゴッサムの情報員を殺害した。[1]
惑星オード・マンテルに住むトランドーシャンの情報屋シドは、クローン戦争期にジェダイからも信頼を置かれていた。彼女はオード・マンテル・シティでシドズ・パーラーという名の店を経営し、ジャバ・ザ・ハットのような犯罪王とも取引していた。銀河帝国が誕生して間もない頃、帝国から離反したバッド・バッチの隊員たちは、衛星パントラで遭遇した賞金稼ぎフェネック・シャンドの正体や雇い主を突き止めるため、噂を頼りにシドの店を訪れた。彼らはシドと取り引きし、ジャバが所有するランコアの子どもムチをザイゲリアンの奴隷商人から救出する代わりに、シャンドの情報を手に入れた。[2]
初期反乱運動の時代、フーパルーのグレイソムは情報提供者として反乱軍に協力していた。彼はスターシップ<フーパルー・ネスト>で活動し、スペクターズ反乱分子のヘラ・シンドゥーラやケイナン・ジャラスらと交流があった。[3]
銀河内戦中、“ジ・アンティ”という通称で知られるギヴィンの情報ブローカーが惑星アンサン・プライムのスパイアで活動していた。彼は証拠を残さず、かつ迅速に情報を手に入れることで知られ、顧客には高額の料金を請求した。ヤヴィンの戦いの後、ジ・アンティは銀河帝国のデス・スターを破壊した反乱軍パイロット、ルーク・スカイウォーカーに関する情報を収集した。0 ABY、シス卿ダース・ヴェイダーの手先であるドクター・チェリ・ローナ・アフラは、ルークの出自を探るためジ・アンティのもとを訪ね、ナブーの元女王パドメ・アミダラの葬儀を取り仕切った葬儀屋、コモデックス・ターンに関する情報を求めた。[4]
登場作品[]
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参考資料[]
- スター・ウォーズ:カード・トレーダー
- スター・ウォーズ:レベル・ファイルズ
- スター・ウォーズ:銀河系の女性たち
- スター・ウォーズ:スマグラーズ・ガイド