ダブル=ブレード・ライトセーバーの一種に、折りたたみ式の機構を備え、非戦闘時に半分にたたんで容易に収納できるものがあった。この種のセーバーは基本的に、2本のシングル=ブレード・ライトセーバーを底部のヒンジで連結させた構造となっており[1]、一方の刃だけを起動したり[2]、折りたたんだ状態のまま起動することもできた。[3]
歴史[]
クローン戦争の時代、4本の腕を持つベサリスク種族のジェダイ・マスター、ポング・クレル将軍は、それぞれ青と緑のブレードを発する2本の折りたたみ式ライトセーバーを所有していた。[2] ドゥークー伯爵に内通していたクレルは、アンバラの戦いに参加した際に、独立星系連合との戦闘ではライトセーバーをほとんど使用せず、むしろ正体が露呈した後にクローン・トルーパーたちとの戦いでセーバーを振るった。[5]
また一部のジェダイ・テンプル・ガードは、彼らの伝統的武器であるライトセーバー・パイクではなく、黄色いブレードを発する2本の折りたたみ式ダブル=ブレード・ライトセーバーを携帯していた。ジェダイのケイナン・ジャラスは、ロザル・ジェダイ・テンプルでフォースのヴィジョンを経験した際に、折りたたみ式のセーバーを持つテンプル・ガードと戦った。[4]
制作の舞台裏[]
折りたたみ機構を持つダブル=ブレード・ライトセーバーは、2011年10月28日に放映されたTVシリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』シーズン4第7話『アンバラの暗雲』で初登場を果たした。[2] 2019年8月24日、映画『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』の新映像がリリースされ、赤い刃の折りたたみ式セーバーを持つレイの姿が公開された。[3]
登場作品[]
- クローン・ウォーズ – アンバラの暗雲 (初登場)
- クローン・ウォーズ – クレル将軍
- クローン・ウォーズ – 作戦への反抗
- クローン・ウォーズ – クレルの正体
- 反乱者たち – 忍び寄る闇 (ヴィジョンの中に登場)
- スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け
参考資料[]
- "Carnage of Krell" Episode Guide - The Clone Wars - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- Star Wars: The Rise Of Skywalker | D23 Special Look スター・ウォーズ公式YouTube チャンネル
- スター・ウォーズ ライトセーバー大図鑑
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 Carnage of Krell Trivia Gallery - StarWars.com (バックアップ - Archive.org) (Image 5)
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 クローン・ウォーズ – アンバラの暗雲
- ↑ 3.0 3.1 3.2 D23 Expo 2019: New Star Wars: The Rise of Skywalker Footage and More Highlights from the Walt Dinsey Studios Panel - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- ↑ 4.0 4.1 4.2 反乱者たち – 忍び寄る闇
- ↑ クローン・ウォーズ – クレルの正体