暴動鎮圧ストームトルーパー(Riot control stormtrooper)はファースト・オーダー・ストームトルーパーの特殊ユニットである。ファースト・オーダー領域の星々に秩序を行き渡らせるため対暴徒用戦術の訓練を積み、非致死性の特殊な武器で敵対者を屈服させた。FNコーに属すFN-2199は惑星タコダナにおける戦いで暴動鎮圧ストームトルーパーとして出動した。
概要[]
暴動鎮圧ストームトルーパーはファースト・オーダーの軍隊に仕える特殊ユニットで、非致死性の武器を用いた暴動鎮圧戦術の訓練を受けていた。彼らはファースト・オーダー領域の惑星における秩序の維持を専門としており[3]、規則に従わない市民を鎮圧してオーダーの権威を人々に知らしめた。ファースト・オーダーの軍隊では10名のストームトルーパーで1個分隊が編成され、分隊に1人の割合で暴動鎮圧ストームトルーパーのような特殊ユニットのメンバーが配属された。割り当てられる特殊ユニットの種類は作戦によって異なり、暴動鎮圧ストームトルーパーではなくフレイムトルーパーやメガブラスター重アサルト・トルーパーが分隊に回されることもあった。[1]
装備[]
暴動鎮圧ストームトルーパーは標準的なファースト・オーダー・ストームトルーパー・アーマーを着用し、ライトセーバーに対抗することが可能な[2] Z6暴動鎮圧用警棒で武装していた。また彼らは暴動鎮圧用の軽量コンポジット・ベータプラスト製の耐熱盾で身を守った。彼らはこうした非致死性の特殊な兵器で暴徒を屈服させたが、状況が悪化した際には右足に下げたソン=ブラス社製F-11Dブラスター・ライフルを使うこともあった。[1]
歴史[]
ファースト・オーダーが誕生する以前、銀河帝国にも暴動鎮圧ストームトルーパーやインペリアル・ライオット・トルーパーといった暴動鎮圧ユニットが存在した。[4][5]
34 ABY、ファースト・オーダーがルーク・スカイウォーカーの地図を手に入れるため惑星ジャクーの聖なる村トゥアナルを襲撃した際、標準的な歩兵に加えて3種類の特殊ユニット(暴動鎮圧ストームトルーパー、フレイムトルーパー、メガブラスター重アサルト・トルーパー)が全て出動した。[1] それからしばらくしてタコダナの戦いが発生した際にはFN-2199が暴動鎮圧ストームトルーパーとして戦いに参加した。戦闘中、FN-2199はライトセーバーを装備した脱走兵フィンと遭遇し、Z6警棒を使って接近戦の決闘を繰り広げた。彼はフィンを圧倒したが、止めを刺そうとした瞬間に密輸業者ハン・ソロに撃ち殺された。[2]
登場作品[]
- Star Wars バトルフロント II
- スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒 (初登場)
- スター・ウォーズ フォースの覚醒 小説版
- スター・ウォーズ フォースの覚醒 ジュニアノベル版
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 コミック版
- スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ
参考資料[]
- アート・オブ・スター・ウォーズ/フォースの覚醒
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
- スター・ウォーズ フォースの覚醒のなかまたち100
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 コンプリートガイド
- First Order Riot Control Stormtroopers - 公式データバンク
- Every Stormtrooper in Star Wars Explained By Lucasfilm - WIRED YouTube チャンネル
脚注[]
関連項目[]
- クローン・ライオット・トルーパー
- インペリアル・ライオット・トルーパー
- 暴動鎮圧ストームトルーパー