最高議長のオフィス(Office of the Supreme Chancellor)は銀河共和国の最高議長とその側近のスタッフによって構成される部局である。オフィスで2番目に高い役職である副議長は、銀河元老院の会議で議事進行役を務めた。また上級補佐官は国家の行政上の問題に関して最高議長を補佐した。
共和国時代の後期、ジェダイ・マスターのサイフォ=ディアスがオバ・ダイアの月で命を落とした後、フィニス・ヴァローラム最高議長のオフィスの権限により、彼が携わっていた任務に関する情報が封印された。そのためジェダイ最高評議会ですらクローン戦争末期までサイフォ=ディアスの最後の任務の詳細を把握していなかった。シーヴ・パルパティーンがヴァローラムの後継者として議長になった後、オフィスの権力はクローン戦争の影響でかつてないほど肥大化した。共和国軍によって行われたスキピオの侵略の結果、最高議長のオフィスはインターギャラクティック銀行グループが所有する資産の支配権まで手に入れた。
クローン戦争終結直前、パルパティーンは最高議長のオフィスの代理人として、ジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカーをジェダイ最高評議会の新メンバーに推薦した。最高評議会はスカイウォーカーの指名を受け入れたものの、彼にマスターの称号は与えなかった。その後間もなくパルパティーンは銀河帝国を創設して自らその初代銀河皇帝となり、最高議長のオフィスも解体された。
役職
議長のオフィスは、銀河共和国の指導者である最高議長によって率いられた。[1] オフィスのメンバーである副議長は銀河元老院の会議で進行役を務めた。[2] また上級行政補佐官は国家の運営上の問題に関して議長を手助けした。[3] 19 BBY当時、最高議長のオフィスによって指名されたメンバーがジェダイ最高評議会に議長の代理人として参加していた。[5]
ヴァローラム政権
フィニス・ヴァローラム最高議長の時代のオフィス・スタッフ:
パルパティーン政権
シーヴ・パルパティーン最高議長の時代のオフィス・スタッフ:
- マス・アミダ:銀河元老院の副議長[2]
- スライ・ムーア:最高議長の上級行政補佐官[3]
- アース・ダンガー:最高議長の特使[8]
- ジェイナス・グリージェイタス:最高議長の特使[8]
- セイト・ペスタージュ:最高議長の特使[8]
- アナキン・スカイウォーカー:ジェダイ最高評議会における代理人[5]
組織
分離主義危機やそれに続くクローン戦争の時代、最高議長のオフィスに関連して以下のような組織が存在した:
- ロイヤリスト・コミッティー:共和国の指導者である最高議長に忠実な元老院議員のグループ。シーヴ・パルパティーン最高議長の諮問評議会として設立された。[9]
- インターギャラクティック銀行グループ:強大な商業ギルド。クローン戦争中に行われたスキピオに対する侵略の後、最高議長のオフィスに移管された。[10][11]
登場エピソード
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脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2
クローン・ウォーズ – 失われた者
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3
Mas Amedda - 公式データバンク
- ↑ 3.0 3.1 3.2
Sly Moore - 公式データバンク
- ↑ 4.0 4.1 4.2 スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- ↑ 5.0 5.1 5.2 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
- ↑
Silman - 公式データバンク
- ↑ スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- ↑ 8.0 8.1 8.2 カタリスト
- ↑ アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- ↑
InterGalactic Banking Clan - 公式データバンク
- ↑
クローン・ウォーズ – はずれた思惑
銀河共和国 | |
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歴代最高議長 | チェイセン・ピイアン - カルパナ - フィニス・ヴァローラム - シーヴ・パルパティーン |
組織 | 銀河元老院(最高議長 - 副議長 - 最高議長のオフィス - 元老院議員 - 下級代議員 - ロイヤリスト・コミッティー - 2,000人の議員) - ジュディシアル部門(ジュディシアル・フォース) - 共和国情報部 - 共和国保護委員会 - 共和国工兵隊 - 共和国特殊兵器部門 - 戦略諮問委員会 - セネト・ガード - レッド・ガード |
施設 | 元老院ビル(銀河元老院会議場) - 元老院オフィス・ビル - 共和国軍事作戦センター |
共和国軍の部隊 | 宇宙軍:オープン・サークル艦隊 - コルサント本国防衛艦隊 グランド・アーミー:コルサント・ガード - ジェダイ・コマンダー - ジェダイ将軍 - 第212突撃大隊 - 第501軍団 |
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