9 BBY、ジェダイ・ナイトのカル・ケスティスは惑星コーボーで“森のアンテナ”を目指す任務に臨んだ。当時、カルはコルサントにおける任務でダメージを負った宇宙船<スティンガー・マンティス>を修理するため、友人グリーズ・ドリタスが住むコーボーに滞在していた。彼は偶然にも、ランブラーズ・リーチ村の地下深くにある“二重性の間”で眠っていたハイ・リパブリック時代のドロイドZN-A4(ジー)と出会い、彼女の代わりに森の受信アンテナを起動してきてほしいと頼まれた。ZN-A4はかつてこの仕事をジェダイ・マスターのサンタリ・クリィから命じられたが、災害に巻き込まれて機能停止してしまったため、長らく果たせずにいたのである。カルはサイコメトリー能力やZN-A4からの説明によって200年以上昔のできごとを学び、今回の任務が、伝説の星タナローへの旅に必要な“鍵”と関係していることを知った。[1]
カルと相棒のドロイドBD-1は、ZN-A4から託された古い共和国チューナー装置を使ってスウィンドラーズ・ウォッシュにある古代の門を開き、玄武岩の森を探索した。森の先にある受信アンテナに辿り着いたカルは、施設を再起動した後、リハビリテーション・ウイングのバクタ・タンクに閉じ込められていたハイ・リパブリック時代のジェダイ、ダガン・ゲラを発見した。カルはサイコメトリーの能力により、ダガンがサンタリの盟友で、タナローの発見者であることを知った。カルはチューナーを使ってダガンを長い封印から解放したが、ダガンはジェダイ評議会がタナローを見捨てたことを恨み続けており、ダークサイドに転向していた。カルとライトセーバーの対決を繰り広げた後、ダガンは忠実な部下レイヴィスと合流し、受信アンテナから去っていった。カルは探し求めていた“タナローへの鍵”が、ダガン本人であったことを悟った。[1]
登場作品[]
- Star Wars ジェダイ:サバイバー (初登場)
脚注[]
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 1.14 1.15 1.16 1.17 1.18 1.19 1.20 1.21 1.22 Star Wars ジェダイ:サバイバー
- ↑ Star Wars Jedi: Survivor - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)によると『Star Wars ジェダイ:サバイバー』は前作『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』の5年後の物語である。『スター・ウォーズ タイムライン』によれば『フォールン・オーダー』の時系列は14 BBYであるため、『サバイバー』の時系列は9 BBYということになる。