牽引船(Spacetug)、タグボート(Tugboat)は廃船の曳航や貨物の積み替え用に設計されたスターシップの総称。トラクター・ビーム、磁気クランプ、牽引ケーブルといったテクノロジーを駆使し、宇宙ステーションや貨物積み替え現場で活躍した。
歴史[]
クローン戦争中、銀河共和国は巨大なトラクター・ビーム発生装置を搭載したリパブリック・タグボートを使用した。タグボートはオード・セスタスの医療ステーションやグランド・アーミーの宇宙ステーション<ヴァーラー>に配備されていた。アソーカ・タノやバリス・オフィーの乗るペルタ級フリゲートTB-73はタグボートのおかげで医療ステーションとの衝突を免れた。
帝国時代、銀河帝国のセンチネル基地には<フレモンド>という名の牽引船が配備されていた。
サブライト・プロダクト社はクワッドリジェット積み替え牽引船(通称“クワッドジャンパー”)を開発した。クワッドジャンパーは惑星軌道の貨物積み替え場でコンテナを素早く移送した。この船は優れたパワーと操作性を備えていたため、密輸業者や探索者にとっても理想的な宇宙船だった。