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「教義によれば、マンダロアの鉱山の下にある生ける泉でしか罪を償えない」
「でも鉱山は破壊された」
「我らの道」
アーマラーディン・ジャリン[出典]

生ける泉(Living Waters)はマンダロアの鉱山の下にあった、マンダロリアンの儀式や歴史にとって重要な場所。鉱山はかつてミソソーの棲み処だったと言われており、生ける泉には惑星マンダロアの古代の歴史を伝える碑文が設置されていた。チルドレン・オブ・ザ・ウォッチと呼ばれるマンダロリアン派閥は、マンダロリアンの教義を破って背教者となった者でも、生ける泉で沐浴をすれば罪を償えると信じていた。

概要[]

「俺はマンダロアへ行く。生ける泉で沐浴をすれば、罪が赦されるかもしれない」
「あなたは愚かよ。マンダロアの鉱山に魔法の力はない」
―ディン・ジャリンとボ=カターン・クライズ[出典]

生ける泉は惑星マンダロアにある“マンダロアの鉱山”の地下に存在した。[3] 泉や鉱山の地上にはマンダロアの首都であるサンダーリの街が広がっており[1]都市中心街から真っすぐ降下すると泉に到達することができた。泉の底は深く、入って少し進むと落とし穴のような裂け目が広がっていた。生ける泉はマンダロリアンにとって歴史的な場所であり、入り口は人工的に整備されていた。また泉には惑星マンダロアの歴史を伝える碑文が設置されており、以下の文言が刻まれていた:[2]

生ける泉
この鉱山の歴史は初代マンダロアの時代まで遡る。
古代の言い伝えによると、鉱山はかつてミソソーの棲み処であり、
マンダロア・ザ・グレートがこの神話の獣を倒して乗りこなしたと言われている。
この伝説をもとに、ミソソーの頭蓋の紋章が我らの惑星のシンボルとなった。

ただしマンダロリアンのボ=カターン・クライズは、ディン・ジャリンのためにこの碑文を読み上げた際、“マンダロア・ザ・グレートがこの神話の獣を倒して乗りこなした”という部分を“マンダロア・ザ・グレートがこの神話の獣を手なずけたと言われている”と言い換えた。[2]

歴史[]

「何千年も前からある鉱山よ。生ける泉はこの下」
「行ったことはあるのか?」
「あるわ。子供の頃に」
―ボ=カターン・クライズとディン・ジャリン[出典]

マンダロアの鉱山の歴史は初代マンダロアの時代にまで遡り、マンダロリアンの古代の言い伝えによれば、鉱山はかつて伝説の獣ミソソーの棲み処だった。マンダロア・ザ・グレートはミソソーを倒して乗りこなしたと言われており、この伝承をもとに、惑星マンダロアのシンボルマークがミソソーの頭蓋骨となった。やがて生ける泉にはこの伝説を伝える碑文が設置された。[2]

泉はマンダロリアンの文化において重要な場所であり、しばしば儀式のために使用された。マンダロアのクライズ家のボ=カターン・クライズは幼い頃にマンダロリアンの教義を教わり、儀式のため鉱山の泉を訪れたことがあった。父親[2] アドナイ・クライズ[4] が見守るなか、彼女は泉で教義を暗唱した。しかしのちにボ=カターン本人が語ったところによれば、この儀式は人々に向けた芝居のようなものに過ぎなかったという。[2] またチルドレン・オブ・ザ・ウォッチと呼ばれるマンダロリアン戦士たちのあいだでは、一族から追放されて“背教者”となった者でも、教義に従って泉で沐浴をすれば罪を償うことができるとされていた。[1]

やがてサンダーリは銀河帝国によるマンダロアの大粛清で破壊され、鉱山や泉も荒廃した。[2] 新共和国時代、チルドレン・オブ・ザ・ウォッチのマンダロリアンであるディン・ジャリンは教義に反して人前でヘルメットを脱いでしまい、背教者となった。しかし彼は、生ける泉へ行けば罪を償うことができると“アーマラー”から教わった。[3] ジャリンはマンダロアが呪われているという話は迷信だと信じてサンダーリの跡地へし、泉を目指した。道中、ジャリンはアラマイトゴミ漁りサイボーグによる襲撃を受けた。しかし彼はボ=カターンによってサイボーグから救出され、泉にたどり着いた。ジャリンは泉に入った際に深みに沈んだが、再びボ=カターンに助け出された(その際、ボ=カターンは水中でミソソーを目撃した)。[2] ジャリンは沐浴の証拠としてを持ち帰り、チルドレン・オブ・ザ・ウォッチに再び迎え入れられた。[5]

登場作品[]

脚注[]

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