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この記事は皇帝の近衛兵を扱っています。お探しの記事はクローン・コマンドーの護衛ユニットかもしれません。

皇帝のロイヤル・ガード(Emperor's Royal Guard)は銀河帝国皇帝シーヴ・パルパティーンに仕えた個人的なボディガード兼暗殺者である。帝国設立以前、パルパティーンがまだ銀河共和国最高議長だった頃はレッド・ガード(Red Guard)と呼ばれ、帝国設立後はインペリアル・ガード(Imperial Guard)の別名でも知られた。フォース・パイクを携え、深紅のローブとヘルメットに身を包んだロイヤル・ガードは、与えられた任務を忠実かつ寡黙に遂行した。ロイヤル・ガードの職務に服す機会を与えられるのは帝国軍で最も優秀な人材だけで、メンバーには体格、腕力、知力、皇帝への忠誠心といった厳しい必要条件が課せられていた。

歴史[]

共和国時代[]

PalpatineRedGuard-TWJ

アソーカ・タノの裁判で議長の傍らに立つ2名のレッド・ガード

銀河共和国時代の末期、銀河元老院最高議長であるシーヴ・パルパティーンは“レッド・ガード”と呼ばれる個人的なボディガード・チームを設立した。元老院にはもともとセネト・ガードと呼ばれる青いローブ姿の護衛チームがいたが、パルパティーンのレッド・ガードは他の部隊から独立しており、やがてセネト・ガードに取って代わる存在となった。しかし、クローン戦争の序盤にはレッド・ガードではなくセネト・コマンドーのエリート・チームがたびたび議長の危機に駆け付けた。パルパティーンが議長職に就いて以来、レッド・ガードはどこへ行くにも彼について回り、議長の執務室の赤い壁紙に溶け込むようにして身辺を警護した。

帝国時代[]

19 BBY、クローン戦争終結時に共和国が銀河帝国再編された後も、レッド・ガードは皇帝となったパルパティーンの警護を続けた。帝国設立直後、パルパティーンを暗殺するため元老院ビルに侵入したジェダイ・マスターヨーダは、皇帝のロイヤル・ガード2名をフォースでいともたやすく始末した。

帝国誕生後、セネト・ガードは完全に姿を消し、ロイヤル・ガードとストームトルーパーが彼らの穴を埋めた。銀河内戦期、ロイヤル・ガードはしばしば暗殺者として戦場へ赴き、フォース・パイクバイブロブレード、ローブに隠したその他の武器を用いて敵と戦った。1 BBY当時、2名のロイヤル・ガードがムスタファーにあるシス卿ダース・ヴェイダー住居に配属されていた。帝国軍先進兵器研究部門オーソン・クレニック長官がムスタファーを訪問した時、ヴェイダーはロイヤル・ガードに守られながらバクタ・タンクの溶液に浸かっていた。

4 ABYエンドアの戦いで、ロイヤル・ガードたちは皇帝の命を守り切ることができなかった。戦いのさなか、最後のジェダイであるルーク・スカイウォーカーフォースのダークサイドに引き込もうと考えた皇帝は、第2デス・スターの謁見の間からロイヤル・ガードを退室させた。そのため、ルークの実の父であるダース・ヴェイダーがパルパティーンに刃向かった際、ロイヤル・ガードは助けに駆け付けることもできなかったのである。

皇帝の死後[]

エンドアの戦いの後、ジリア・シェール将軍は2名のロイヤル・ガードを引き連れて惑星アキヴァにおける緊急会議に参加した。

5 ABYに発生したジャクーの戦い当時、帝国保安局エージェントアリーズ・ハドラシアンの兄弟がロイヤル・ガードとして帝国に仕えていた。

28 ABYファースト・オーダー傘下のアマクシン戦士団を率いる暗殺者となっていたハドラシアンは、帝国びいきのセントリストランソム・カスタルフォ議員にロイヤル・ガードのヘルメットを売却した。この時、セントリストでありながらポピュリストレイア・オーガナ議員とも親しかったカスタルフォは、密かにアマクシン戦士団やリンリヴィン・ダイ犯罪結社の動向を調査していた。

徴募と訓練[]

Crimson-guard

皇帝のロイヤル・ガード

パルパティーンのロイヤル・ガードを務める男女たちは、何百万人という帝国軍兵士の中から選ばれたエリート中のエリートだった。帝国時代、徴募兵に加え、旧共和国グランド・アーミーの元クローン・トルーパーが少なくとも1名ロイヤル・ガードに採用されていた。標準的なストームトルーパーと同様、ロイヤル・ガードには1.83メートルの身長が必要とされた。

高度な戦闘訓練に加え、ロイヤル・ガードは皇帝への確固たる忠誠心を叩きこまれていた。彼らにとってパルパティーンの言葉は法律で、たとえそれが命を捨てろという命令であっても、何の疑問も持たず躊躇なく遂行した。また、帝国のロイヤル・ガードたちはパルパティーンの正体がシスの暗黒卿であることを知る銀河系でも数少ない存在だった。

ロイヤル・ガードは高い技術を備えていたが、実際のところ皇帝は自身にガードマンが必要だとは考えていなかった。彼は人々に畏敬の念を抱かせる目的で深紅の守護者を身の回りに置いていたのである。

装備[]

ロイヤル・ガードは全身を深紅のローブで覆い、特徴のないマスクで素顔を隠していた。彼らは振動刃を備えたフォース・パイクを携帯し、ローブの中に重ブラスター・ピストルバイブロブレードをはじめとする武器を隠し持っていた。

登場作品[]

参考資料[]

他言語版
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