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「町を出るには時間がないよ。砂嵐はとっても、とっても危険なんだ」
クワイ=ガン・ジンパドメ・アミダラに対し、アナキン・スカイウォーカー[出典]

モス・エスパ郊外で発生した砂嵐

砂嵐(Sandstorm)は風が大量の砂や塵を激しく吹き上げる気候現象である。主にタトゥイーンジオノーシスパニマ・ターミナルシーロスといった砂漠惑星で発生した。宇宙港都市モス・エスパの住民は、砂嵐が発生すると建物の中に引きこもった。砂嵐の中ではセンサーが使えなくなるなどの通信障害が発生することがあった。

制作の舞台裏

「砂嵐のシーンがよく撮れていなかったわけじゃない。全体をつなげてみたら、ただ詰め込みすぎだったということだ。小休止が必要で、ルークの機械の手を描写するシーンを少し増やす必要があった」
―ハワード・カザンジャン[出典]

『ジェダイの帰還』のカット・シーン

映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』では主人公たちがタトゥイーンから出発する前に砂嵐に見舞われるシーンがあったが、完成版ではカットされた。このシーンの撮影は、『ジェダイの帰還』の最初の撮影日である1982年1月11日に行われた。[1] スクリプトでは、ハン・ソロ救出に成功したルーク・スカイウォーカーたちが<ミレニアム・ファルコン>とXウイングが泊めてある場所まで徒歩で移動し、その過程で“凶暴な砂嵐”に襲われることになっていた。この場面は「シーン44」と呼ばれ、制作補のローバト・ワッツによって最初の撮影場面に選ばれた。リチャード・マーカンド監督は砂嵐の撮影が難しいことを承知していたが、初日に済ませてしまえば次のダゴバの場面の大がかりなセットに取り掛かれると判断した。シーン44の撮影には『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』制作時に作られた<ファルコン>の実物大模型が使われ、これがこの模型の最後の仕事となった。[2]

砂嵐を撮影するため、『ジェダイの帰還』のクルーは巨大な扇風機を用意し、フラー土を投げ込んだ。マーク・ハミルをはじめとする出演者たちはに入ってくる土に苦しめられた。また砂はカメラで撮ると砂に見えないため、コルクの破片も使われた。セットに舞い込む“砂”を吸い込まないよう、レイア・オーガナの衣装にはブランケットが追加された。シーン44は、R2-D2の故障や動作不良、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズが視界不良に苦しむなど、撮影が難航した。撮影は午前10時18分に始まり、午後6時30分に終わったが、9時間近くかかって撮ったフィルムは1分20秒だった。それから10か月後、結局このシーンは本編からカットされることになり、出来が悪かったせいだという見方が広まった。しかしプロデューサーのハワード・カザンジャンによれば出来栄えの問題ではなく、ストーリー全体の配分調整を優先したためであるという。砂嵐のシーンではスカイウォーカーが再びヨーダに会いに行くと語るセリフがあったが、それは別のシーンで補われることになった。またソロがスカイウォーカーにお礼を言うセリフもあったが、こちらは映画の流れを重視し割愛された。[2]

登場作品

参考資料

脚注

  1. StarWars.com Return of the Jedi: Behind the Scenes - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
  2. 2.0 2.1 BYOR2D2 logo small.png 週刊 スター・ウォーズ R2-D2第48号 (銀河系のなりたち:スタジオの初日)

外部リンク

他言語版
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