種族(Species)とは、交配することのできる生物の集団である。銀河系とその星々には多種多様な種族が存在した。同じ種族に属す個体は生物学的に共通した特徴を持っていた。また、種族より下位の区分は亜種と呼ばれた。交配は基本的に同じ種族どうしで行われたが、交雑によって混血種が生まれることもあった。
銀河系に住む種族は、知的思考能力である“知覚”の度合いによって知覚種族、準知覚種族、非知覚種族に分類された。
種族の繁殖[]
交配[]
銀河系の多くの種族には男性(雄)と女性(雌)というふたつの性別があり、性別の異なる個体の交配によって繁殖した。人間のような哺乳類種族の場合、女性がお腹に子どもを身ごもり、出産した。[1] また、ジオノージアンのようなインセクトイド(昆虫種族)は卵から生まれた。[2] ニモーディアンは幼虫として生まれた後、ヒューマノイド型の成体に成長した。[3]
同じ母親のお腹で同時に発育して出産された子どもは双子と呼ばれた。[1]
交雑[]
一般的に、交配できるのは同じ種族の個体どうしだったが、まれに異種族間の交雑によって混血(ハイブリッド)が生じることがあった。混血種は両親の生物学的特徴を組み合わせた外見になることがあり、そうした変化は肌や毛の色に顕著に表れた。人間はトワイレックやシーリン、エスピリオンといった他種族と交雑することができた。[4][5][6]
クローン[]
銀河系には、生物の遺伝子をコピーすることによって交配プロセスを経ずに同一の個体をつくり出すクローニング技術が存在した。クローンはオリジナルの個体の生物学的な複製品だったが、遺伝子操作によって故意に特性を与えることも可能だった。銀河共和国のグランド・アーミーは通常の2倍の速度で成長した大量製造のクローン・トルーパーによって構成されていた。[7]
クローニング・プロセスではまれにエラーが発生し、遺伝子的な障害を持つ欠陥品が生まれることがあった。[8]
主な登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ TVシリーズ
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
- スター・ウォーズ 反乱者たち
- ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (初登場)
- スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還
- スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒
- スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ
- スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け
参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- スター・ウォーズ ライトセーバー:フォースの武器の手引き