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「私物を持つことは禁止よ。これは処分する」
エメリー・カー[出典]

藁のトゥーカ(Straw tooka)はクローンの少女オメガ惑星ウェイランドタンティス基地で監禁生活を送っていた頃に、身近な安らぎを求めて作ったトゥーカ人形である。ラーカ・ハウンド飼育小屋から盗んだ藁でできており、オメガがもともと所有していたトゥーカ人形の[1] ルーラ[4] に似せて作られていた。当時、オメガは私物の所持を禁じられていたが、基地の簡素な自室で家族との再会を夢見ながら、藁のトゥーカを握りしめて眠りについていた。[1]

オメガはふだん、藁のトゥーカをランチペールの底に隠していた。しかしある日、オメガが人形を抱えてベッドで横になっていたとき、ドクターエメリー・カーが2名のインペリアル・ロイヤル・ガードを連れて抜き打ち検査にやってきた。ロイヤル・ガードはオメガが背中に隠そうとした人形をひったくり、エメリーに手渡した。エメリーは私物の所持は禁止であると念を押し、人形は処分すると告げて没収したが、実際には捨てずに取っておいた。のちにオメガがラーカ・ハウンドの“バッチャー”を逃がす事件を起こしてロイス・ヘムロックから脅迫的な警告を受けた後、エメリーはオメガの部屋を訪れ、藁のトゥーカを置いて去っていった。[2]

後日、オメガは藁のトゥーカを自室のベッドに残したまま、クロスヘアーとともにタンティス基地から脱出した。[5] 藁のトゥーカはエメリーによって回収され、しばらくのあいだ中央ラボに保管された。のちに“保管庫”の責任者となったエメリーは、この人形を被験者の少女イヴァに譲った。[3] 以来、イヴァは肌身離さずこの人形を持ち歩き[6]、タンティスから脱出した時も、即席の紐を使って人形を体に括り付けて一緒に連れて行った。[7]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]