装甲型強襲用戦車Mk I(Armored Assault Tank Mk I)、別名AATバトル・タンク(AAT battle tank)、AAT-1ホバー・タンク(AAT-1 Hover Tank)は、バクトイド・アーマー・ワークショップ社が製造した浮揚戦車である。銀河共和国時代の後期にトレード・フェデレーションや独立星系連合が使用した。
特徴[]
バクトイド・アーマー・ワークショップ社製の装甲型強襲用戦車(AAT)は、バトル・ドロイドによって操縦されるホバー車両であり[1]、リパルサーリフト・テクノロジーを結集して製造された重装甲かつ高火力の浮揚戦車だった。[3] 中央上部に回転式長距離レーザー砲を搭載し、他に側面パイロン補助レーザー砲2門、正面短距離用ブラスター砲で武装していた。また、機体下部にエネルギー弾の発射管が6つあり、プラズマ膜でカバーされた高速・高侵徹弾、特殊徹甲弾、高性能炸裂弾などを発射することができた。乗組員はバトル・ドロイド6体(コマンダー1体、パイロット1体、砲手2体)。[1] また、OOMコマンド・バトル・ドロイドがAATに乗り込むこともあった。[8]
変形型[]
クローン戦争中、独立星系連合のロク・ダード将軍によって改造型AATのデフォリエーター配備タンク(DDT)が開発された。DDTはドロイドを傷つけることなく生命体だけを攻撃することができる新兵器、デフォリエーターの運搬及び発射を専門としており、機体後部に大型の砲台が取り付けられていた。[9]
銀河内戦期、銀河帝国はAATに似た独自のアサルト・タンクを使用していた。[10]
歴史[]
トレード・フェデレーションはナブーの侵略当時から装甲型強襲用戦車を使用し、B1バトル・ドロイドがクルーを務めていた。ナブーの戦いでは、大型兵員輸送車やシングル・トルーパー・エアリアル・プラットフォームと共にナブー/グンガン連合軍と戦った。[11] 分離主義運動の時代、フェデレーションが独立星系連合に参加したため、装甲型強襲用戦車も分離主義勢力ドロイド軍の戦力として使用されることになった。
登場作品[]
|
参考資料[]
- AAT battle tank - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 (表記はアーマード・アサルト・タンク)
- スター・ウォーズ:銀河系の宇宙船
- スター・ウォーズ フォースの覚醒:ヘッド=トゥ=ヘッド
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- スター・ウォーズ コンプリート・ロケーションズ
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- スター・ウォーズ:オン・ザ・フロントライン
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
- STAR WARS GEEKTIONARY THE GALAXY FROM A to Z
- スター・ウォーズ ビジュアル・ディクショナリー新完全版
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録 (ビジュアルのみ)
- スター・ウォーズ:銀河系を変えた戦い
- AAT Battle Tank - 公式データバンク
脚注[]
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- ↑ スター・ウォーズ ビークルのすべて
- ↑ 3.0 3.1 AAT battle tank - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- ↑ 『スター・ウォーズ ビークルのすべて』では9.75メートル
- ↑ スター・ウォーズ フォースの覚醒:ヘッド=トゥ=ヘッド
- ↑ 6.0 6.1 6.2 AAT Battle Tank - 公式データバンク
- ↑ スター・ウォーズ コマンダー
- ↑ クローン・ウォーズ – 待ち伏せ
- ↑ DDT tank - 公式データバンク
- ↑ スター・ウォーズ:スカイウォーカーの衝撃
- ↑ スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス