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類似した名称の記事は議長を参照

「パルパティーンのあとは、誰ひとり、あれほど強大な権力をひとりの人物に手渡したがらなかった。だから元老院には執行者がいないの。実際にはなんの権限もない議長がひとりいるだけ。モン・モスマは彼女の持つカリスマだけで物事を成し遂げてきた。でも、それ以後の議長は、ほとんどみな……」
「役立たずだ」
レイア・オーガナハン・ソロ[出典]

議長(Chancellor)は新共和国銀河元老院の指導者の肩書である。惑星シャンドリラ出身のモン・モスマが新共和国設立後に初代議長となった。議長のオフィスに与えられた権限は小さなものだったが、モスマは、権力が安定した政府のもとで管理されるよう、議長在任中に新共和国の将来に関する幅広い政治的合意を取りまとめることに成功した。しかしモスマの任期が終わると、セントリストポピュリストという異なる政治的見解を持つ派閥が台頭し、新共和国政府が強力な中央集権制を採用すべきか否かを巡って元老院に深刻な亀裂が生じた。政府分裂の危機を回避すべく、議長よりも強力な行政権を持つ“主席議員”という役職を新設してはどうかという提案がなされたが、結局元老院で合意が形成されることはなかった。

33 ABY、新共和国の誕生から30年後、ファースト・オーダーレジスタンス紛争を繰り広げていた時代に、ターサントラネヴァー・ヴィルチャムが新共和国の議長に選出された。しかしその翌年、ファースト・オーダーの攻撃によって当時の新共和国の首都であるホズニアン・プライムが破壊された際、ヴィルチャム議長も犠牲になった。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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