- 「鉱山コロニーは最悪だ」
「ああ、だが金は“最悪”なところに埋まってる」 - ―ランド・カルリジアンとトバイアス・ベケット[出典]
鉱業(Mining)は鉱物や金属資源、ガスを採集する産業である。資源の採掘地は鉱山(Mine)と呼ばれる。また鉱業に携わる労働者を鉱員と呼ぶ。鉱業は銀河系各地の惑星や衛星で行われ、マイニング・ギルドと呼ばれる採掘事業者たちのネットワークも形成されていた。鉱業活動は惑星の自然環境を破壊することがあり、レガシー惑星に指定された地域においては、開発が制限されていた。
歴史[]
クローン戦争中、コンコーディアン鉱山では頑丈なベスカー鋼が採鉱されていた。
銀河帝国はミンバンを始めとする資源豊富な惑星を確保するために多大なエネルギーを費やした。帝国軍の拡大には、超兵器建造の方針が打ち出される以前から莫大な資源が必要とされていたためである。また衛星ジェダの場合、当初は何の戦略的重要性も無い星に見られたが、デス・スターのスーパーレーザー開発のためにカイバー・クリスタル採掘が不可欠となったため、状況が変化した。ソウ・ゲレラ率いるパルチザンは帝国がクリスタルを何のために使うか正確には把握していなかったが、ジェダにおける帝国の事業を妨害した。[1] スーパーレーザーが完成した後、帝国はジェダ・シティを破壊したが[2]、その後もジェダの残骸で帝国によるカイバー・クリスタル採掘事業は継続された。[3]
惑星ケッセルでは、劣悪な労働環境のスパイス鉱山でスパイスの採鉱が行われていた。ケッセルのスパイス鉱山に送りこまれたら、1年も経たずに死んでしまうと言われていた。銀河帝国は奴隷にしたウーキーをケッセルに送りこんでいた。また、帝国は惑星ロザルでも活発な採鉱活動を行っていた。惑星ゴースの月シンダでは、ソリライドの採鉱が盛んだった。
主な鉱物と産地[]
- アクア・ジュエル - サーカ[4]
- イプシウム - イプシドン[5]
- ウートゥーアン・オパール - ウートゥー・プライム[6]
- エアロキサイト - ヴェルサーズ・リング[7]
- カムリス - ワディ・ラッファ[8]
- クーガログ - ウートゥー・プライム[6]
- クロミウム - バーニン・コン[9]
- ケッセルストーン - ケッセル[10]
- コルスカ・ジェム - サーカ[4]
- ソリライド - ゴース、シンダ[11]
- ティバナ - ベスピン[12]、エフェメラ[13]
- デドラナイト - アンデルムIV[14]
- ドゥーニウム - サモヴァー[8]、ソッコーロ小惑星帯、ロザル[15]
- ドロヴァイト - ムスタファー[16]、サモヴァー、ワディ・ラッファ[8]、バーニン・コン[9]
- 涙のオパール - 深み[17]
- ハイパーバライド - ミンバン[10]
- ヴィントリウム - マプーゾ[18]
- ヘイジアン溶解鉱 - ヘイズ・マイナー[19]
- ベスカー - マンダロア[20]
- ベゾライト - ジャクー[21]
- マーカナイト - ムスタファー[22]
- マグナイト - ジャクー[21]
- メリーニウム - ワディ・ラッファ[8]
- ロマイト - 大セスウェナ圏[23]、ディディマV[7]
鉱業関連企業[]
- エリアドゥ・マイニング・アンド・シッピング社[23]
- カラダン・ケミワークス社[11]
- クレガー社[22]
- セントラル・リッジ・マイニング社[24]
- ターリン/ベンシック採掘事業[8]
- ダルボーグ・マイニング社[11]
- ヌパユニ採鉱組合[25]
- プライス・マイニング社[15]
- マイニング・ギルド[11]
- ムーングロウ・ポリケミカル社[11]
- メンシックス社[22]
登場作品[]
参考資料[]
脚注[]
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