銀河ベーシック標準語(Galactic Basic Standard)は銀河系で最も一般的に使用されていた言語である。銀河ベーシックや銀河標準語、あるいは単にベーシックとも呼ばれた。人間を始めとする多くの種族の間で使われていたが、イウォークやタルズ、アイソリアンといった例外もあった。またナブーのグンガンはとても訛りの強いベーシックを話し、独自の文法や言葉を持っていた。
他にもハッティーズ語のように一般的な言語は存在したが、銀河帝国のストームトルーパーの大半は、ベーシックしか理解して話すことができなかった。[5] また種族によって声帯も異なるため、ウーキーやアイソリアンはベーシックを理解することはできても、話すことはできなかった。そのためアイソリアンは通訳カラーを使うことでベーシックを話した。カンジクラブのリーダーであるタス・リーチは、ベーシックを「軟弱な者たちの軟弱な言語」だとして、話すことを拒んだ。
銀河ベーシック標準語で動物の「群れ」を表現する際、動物の種類によって群れを現す単語が異なる。例えばランコアの場合はクラッシュ(crash)であり、ア・クラッシュ・オブ・ランコアズ(a crash of rancors)で“ランコアの群れ”となる。他にもヴァルプテックスならスカーク(skulk)[6]、ポーグならマーダー(murder)[7]、カーニス・バードならフロック(flock)[8]、マイノックならスコルド(scold)が使われる。C-3POが持つデータによれば、群れの表現はベーシックだけで512種類存在した。[6]