震盪ミサイル発射装置(Concussion missile launcher)、あるいは震盪ミサイル発射管(Concussion missile tube)は震盪ミサイルを発射するための装置である。スターシップや地上用ビークル、ドロイド・タンクなどに搭載された。サイナー・フリート・システムズ社やダイメック社をはじめ、さまざまな企業によって製造されていた。震盪ミサイル・システムはプロトン魚雷の発射装置と比べてメンテナンスが簡単であるが、コストは高くついた。
概要[]
震盪ミサイルの発射装置(ランチャー)は宇宙船や[1] 地上用ビークルなどに搭載される兵器であり[2]、震盪ミサイルを発射するための装置である。[1] 震盪ミサイル・システムはプロトン魚雷の発射装置よりもメンテナンスがしやすいが、ミサイルのコストが高い分、維持費は高くついた。震盪ミサイルは2発同時に発射されるのが普通であり、発射装置はしばしば2基一組で搭載された。[3] また改造によって発射装置のマガジンに装填できるミサイルの数を増やしたり[4]、他社製品のミサイルの装填を可能にするケースもあった。[3]
震盪ミサイル発射装置を搭載した乗り物の例として、超軽量アサルト・ビークルやアロー23ランドスピーダーといった地上用リパルサークラフト[2]、YV-666軽貨物船や[5] YT-2400軽貨物船、センチネル級着陸船といった貨物船やシャトル[6]、Aウイング・スターファイターや[7] TIE/saボマーといったスターファイター[4]、アーキテンス級軽クルーザーや[5] エグゼクター級スター・ドレッドノートといった軍艦、主力艦などが挙げられる。初代および第2デス・スターにも震盪ミサイル発射装置が装備されていた。[8] またNR-N99パースエイダー級ドロイド・エンフォーサーにも震盪ミサイルの発射装置が搭載されていた。[9]
クラプクス・ミュニションズ社が製造したMG7-Aプロトン魚雷発射装置は、標準的なMG7-Aプロトン魚雷だけでなく、クイック=チェンジ・マガジンによって魚雷を震盪ミサイルや磁気パルス弾といった他の発射体に換装することができた。この発射装置はT-70 Xウイング・スターファイターに搭載されていた。[7]
主な震盪ミサイル発射装置[]
- M-s3震盪ミサイル発射装置[4]
- MG5震盪ミサイル発射装置[10]
- HM-5震盪ミサイル発射装置[11]
- HM-6震盪ミサイル発射装置[10]
- HM-22震盪ミサイル発射装置[7]
- ST2震盪ミサイル発射管[1]
主な震盪ミサイル発射装置製造企業[]
登場作品[]
- フォースの覚醒前夜 ~ポー・レイ・フィン~ (初登場)
- スター・ウォーズ:データパッド
参考資料[]
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脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 スター・ウォーズ/フォースの覚醒 クロス・セクション
- ↑ 2.0 2.1 スター・ウォーズ:レベル・ファイルズ
- ↑ 3.0 3.1 YT-1300 ミレニアム・ファルコン オーナーズ・ワークショップ・マニュアル
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 TIEファイター オーナーズ・ワークショップ・マニュアル
- ↑ 5.0 5.1 アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- ↑ スター・ウォーズ ビークルのすべて
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 反乱軍スターファイター オーナーズ・ワークショップ・マニュアル
- ↑ Starships and Speeders
- ↑ スター・ウォーズ:オン・ザ・フロントライン
- ↑ 10.0 10.1 10.2 ポー・ダメロン:フライト・ログ
- ↑ スター・ウォーズ 反乱者たち:ビジュアル・ガイド:エピック・バトル