黄昏の惑星はバーバラ・ハンブリーによる小説。『Planet of Twilight』の邦訳作品。1997年10月に竹書房から発売された。翻訳者は富永和子。ハンブリー作『ジェダイの遺児』、ケヴィン・J・アンダースン作『ダークセーバー』に続く、カリスタ3部作の完結編である。
原書
この小説の原書、『Planet of Twilight』は1997年5月に発売された。
出版社によるあらすじ
上巻背表紙
遠い昔、はるか彼方の銀河で……
新共和国元首レイア・オーガナは長い準備期間を経て、ようやく惑星ナム・コリオスのセティ・アシュガッドとの平和的会見に臨もうとしていたが、会見を目前に派遣艦隊に疫病が発生。多数の犠牲者を出した。“死の種”と判明した疫病は、自然発生したものか、会見反対派の陰謀か。一見何の価値もない原始的な惑星には銀河最大の合成ドロイド・メーカー=ロロナー社の欲望をそそる秘密が隠されていた!ドラッグをかがされ、幽閉されたレイアを救うべく、偽造ホロに惑わされる共和国首脳部をよそに、ルークはフォースに従って単身ナム・コリオスに向かう。カリスタの思い出を胸に……。
好評『ダークセーバー』の一年後を描く最新小説版、いよいよ開幕!!
下巻背表紙
遠い昔、はるか彼方の銀河で……
会見目前にしてコリオス星系に発生した恐怖の疫病“死の種”は、やはり組織的な陰謀によるものだった。拉致されたレイア・オーガナは、セティ・アシュガッドの屋敷でフォースを操るハット人ベルドリオンと、アシュガッドの秘書ズィムの会話から事件の真相を知り、自力で脱出を試みる。その頃、レイアのフォースに導かれたルークは新住民たちとともに、首都ウェグ・シャルを目指していた。しかしフォースの嵐吹き荒れるナム・コリオスには、フォースを操る第三・第四の人物がいた……。元首誘拐という最悪の危機を迎えた新共和国に、再び平和は訪れるのか!?
『ジェダイの遺児』に始まる“カリスタ3部作”ここに完結!!