A99アクアタ・ブリーザー(A99 aquata breather)、別名ジェダイ呼吸装置(Jedi breathing device)はジェダイ・ナイトのユーティリティ・ベルトに収まるコンパクトなサイズの呼吸装置である。[1]
概要[]
この装置は、人間にとっての酸素など、着用者が呼吸可能な気体を供給するよう設計された小型マウスピースであり、先進的なフィルターのおかげで水中や真空、あるいは有毒な空気中でも使用することができた。A99の小型空気圧縮タンクは、2標準時間分の酸素を供給することが可能だった。またさまざまなエイリアン種族の生理機能に対応するため、A99には複数のバリエーションが存在した。[1]
銀河共和国時代、ジェダイ・ナイトはローブやベルトのポーチに様々なハイテク機器を装備しており、A99アクアタ・ブリーザーもそのひとつだった。しかし彼らはできるかぎりこうしたテクノロジーへの依存を避け、自力で問題を解決できるよう心掛けていた。[3]
歴史[]

A99アクアタ・ブリーザーを装着したオビ=ワン・ケノービ
32 BBYにナブー危機が発生した際、惑星ナブーの地表の多くが水であることを知っていたジェダイのクワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービは、任務のためにA99アクアタ・ブリーザーを装備した。[3] 実際、彼らはジャー・ジャー・ビンクスの案内でグンガンの水中都市オータ・グンガを訪れた際に、A99アクアタ・ブリーザーを装着してパオンガ湖に潜った。[4]
19 BBY、オビ=ワン・ケノービはクローン戦争で惑星ウータパウに派遣された際もA99アクアタ・ブリーザーを携帯していた。ウータパウの戦いのさなかにオーダー66が発令され、AT-TEウォーカーの砲撃を受けて騎獣ボーガもろともパウ・シティの湖へ落下した際、ケノービは呼吸確保のためA99を使用した。[5]
0 ABY頃、ジェダイ・オーダーの遺物の収集家であるグラッカス・ザ・ハットは、衛星ナー・シャダーにある自身の宮殿でA99アクアタ・ブリーザーを含むさまざまな品をコレクションしていた。[6]
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス (初登場)
- ダーク・ディサイプル
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
- Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー
オビ=ワン・ケノービ – パート4
- スター・ウォーズ:ナー・シャッダの決斗
参考資料[]
Jedi breathing device - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- STAR WARS GEEKTIONARY THE GALAXY FROM A to Z
- スター・ウォーズ ビジュアル・ディクショナリー新完全版
- スター・ウォーズ:イウォークに食べられない方法、銀河サバイバル・スキル
- スター・ウォーズ100オブジェクツ
Jedi Breathing Device - 公式データバンク