B2-HAスーパー・バトル・ドロイド(B2-HA super battle droid)は独立星系連合がクローン戦争で使用したB2スーパー・バトル・ドロイドの重火器搭載モデルである。左腕がロケット・ランチャーに改装されており、追尾型ミサイルを発射することができた。このドロイドはしばしばB1バトル・ドロイドやB2スーパー・バトル・ドロイドからなる小規模な部隊の先頭に立って戦った。
特徴

B2-HAのロケット・ランチャー
バクトイド・コンバット・オートマタ社によって製造された[1] B2-HAスーパー・バトル・ドロイドの外見はオリジナルであるB2スーパー・バトル・ドロイドとほとんど同じだったが、左腕がロケット・ランチャーに改装されており、追尾型ミサイルを発射することができた。[2] B2-HAスーパー・バトル・ドロイドはある程度の知能を備えており、B1バトル・ドロイドやB2スーパー・バトル・ドロイドの小規模な部隊の指揮を執ったり、戦略的に重要な場所の護衛を任された。[5][6]
歴史
クローン戦争序盤の22 BBY、惑星ヒスリックの分離主義勢力前哨基地にB2-HAスーパー・バトル・ドロイドが最低でも1体配備されていた。ジェダイ・マスター・メイス・ウィンドゥ率いるチームがヒスリック前哨基地のパトロール部隊を襲撃した際、B2-HAはマスター・キット・フィストーによってライトセーバーで破壊された。[7]
ルゴサの戦いでは、1体のB2-HAスーパー・バトル・ドロイドがコマンダー・アサージ・ヴェントレスのもとでバトル・ドロイドの部隊を指揮した。このドロイドは衛星ルゴサで共和国軍のクローン・トルーパー部隊と戦った際にグランド・マスター・ヨーダによって破壊された。[2]
グリーヴァス将軍が指揮するサブジュゲーター級重クルーザー<マレヴォランス>にもB2-HAの指揮官が乗り込んでいた。カリーダ星雲の戦いのさなか、このB2-HAは艦内でパドメ・アミダラ元老院議員を捜索し、OOMコマンド・バトル・ドロイドの命令でレール・ジェットを砲撃したが、議員は攻撃を生き延びた。その後間もなく<マレヴォランス>はアンターの死の月に直撃して粉々になり、B2-HAも一緒に破壊されたと思われる。[5]
ローディアではB2-HAの指揮官がドロイドの歩兵を指揮して議員居住区を巡回していた。ローディアの任務のさなか、このB2-HAはジャー・ジャー・ビンクスに向かって追尾型ミサイルを発射したが、ジャー・ジャーが味方につけたクワゼル・モーの“ボギー”によって返り討ちにされた。[6] ローディアで逮捕されたヌート・ガンレイがヴェネター級スター・デストロイヤー<トランクィリティ>で護送されていた時、B2-HA率いるドロイド部隊がこのスター・デストロイヤーを襲撃した。ドロイド部隊はドロック級ボーディング・シップで<トランクィリティ>に侵入し、ハンガーにいたクローン・トルーパーをミサイルで撃退した。[8]
登場作品

B2-HAを破壊するキット・フィストー
クローン・ウォーズ – 待ち伏せ (初登場)
クローン・ウォーズ – 撃破!マレボランス
クローン・ウォーズ – 型破りなジェダイ
クローン・ウォーズ – 闇のマント
クローン・ウォーズ – ジェダイの遭難 (回想シーン)
クローン・ウォーズ – 平和の守護者
クローン・ウォーズ – オンダロン支援作戦
クローン・ウォーズ – 戦場を駆ける者たち
クローン・ウォーズ – 王の奪還
参考資料
- スター・ウォーズ プロパガンダ:銀河系における扇動絵画の歴史
super battle droid - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
Super Battle Droid - 公式データバンク