- 「BN-749よりパイロット、伝令が搭乗した」
- ―BN-749[出典]
BN-749は人間の男性で、初期反乱運動の時代に銀河帝国に仕えたストームトルーパーである。4 ABY当時、アウター・リム・テリトリーの惑星ロザルの帝国軍駐屯部隊に配属されていた。この年、反乱分子スペクターズの活動が原因でロザルの帝国通信センターが破壊されたため、現地の帝国軍は長距離通信の代わりに伝令役のクーリエ・ドロイドの使用することになった。BN-749はセンチネル級着陸船<ラゴス>に割り当てられ、こうした伝令役ドロイドをロザルの地上から軌道の帝国軍軽クルーザーに運ぶ役割を任された。
ある日の夜、キャピタル・シティにあるドッキング・ベイで伝令役のアストロメク・ドロイドの到着を待っていたBN-749と同僚のトルーパーのもとに、帝国のドロイドに変装したC1-10Pが現れた。反乱分子スペクターズのメンバーであるC1-10Pは、帝国軍に捕まったケイナン・ジャラスを救出するため、帝国軍軽クルーザーから情報を盗もうとしていた。BN-749はこのアストロメク・ドロイドが反乱者であることに気づかないままシャトルに乗せて軽クルーザーへ運び、結果的に囚人の居場所に関する情報漏洩を許してしまった。
経歴[]
伝令の運搬[]
- 「伝令が来た。護衛はどこだ?」
「知ったことか。既に予定より遅れている」 - ―同僚の疑問を一蹴するBN-749[出典]
BN-749という識別番号を与えられた[2] 人間[1] 男性のストームトルーパーは、初期反乱運動の時代に銀河帝国の軍隊に仕えていた。[2] 4 ABY当時[3]、BN-749はアウター・リム・テリトリーの惑星ロザルの帝国軍駐屯部隊に配属されていた。この年、ロザルにある帝国の帝国通信センターが反乱分子のスペクターズによってジャックされ、反乱を呼びかけるプロパガンダ放送が行われた。その結果、通信センターはグランドモフ・ウィルハフ・ターキンの命令で破壊され[4]、ロザル駐屯部隊は長距離通信を行うことができなくなってしまった。そのためロザルでは帝国記者団のアストロメク・ドロイドが地上と軌道の伝令役として使われるようになった。BN-749はセンチネル級着陸船<ラゴス>に割り当てられ、こうしたメッセンジャー・ドロイドを軌道へ運ぶ役割を任された。[2]
ある日の夜、BN-749は同僚のトルーパーとともにキャピタル・シティのドッキング・ベイで伝令のアストロメク・ドロイドの到着を待った。しかし、帝国がメッセンジャー・ドロイドを利用していることを知った反乱者たちは、通信タワーの事件で帝国に捕まったケイナン・ジャラスを救出するため、<ラゴス>に乗る予定の伝令を誘拐してC1-10P(チョッパー)とすり替え、軌道の帝国軍軽クルーザーで情報収集を行う計画を立てた。彼らはドッキング・ベイへ向かっていたストームトルーパーの護衛隊を倒して伝令役の264を奪い、C1-10Pをひとりで<ラゴス>へ向かわせた。C1シリーズ・アストロメク・ドロイドが近づいてきたとき、同僚のトルーパーは伝令の護衛がひとりも見当たらないことを不審に思ったが、予定が遅れていることを気にしていたBN-749は、構うことはないと告げた。チョッパーに続いてシャトルの搭乗ランプを昇りながら、BN-749はヘルメットに内蔵されたコムリンクでパイロットに連絡を取り、伝令が乗り込んだことを伝えた。[2]
その後[]
シャトル<ラゴス>はチョッパーを軌道上の帝国軍軽クルーザー[2] <テルスター>[5] へ運んだ。チョッパーは軽クルーザーのブリッジで帝国のデータにアクセスし、囚人の移送先を含む内部情報を手に入れた。チョッパーはクルーザーから逃げ出して反乱者の宇宙船<ゴースト>と合流し、仲間たちに情報を伝えた。結果的に、BN-749がチョッパーを<ラゴス>に乗せたことで機密情報が漏れ[2]、反乱者たちはムスタファー星系でケイナンを救出することに成功した。[6]
人物[]
人間[1] 男性のBN-749は、<ラゴス>に配属された同僚のトルーパーと比べて時間厳守にこだわる性格であり、伝令ドロイドに扮したC1-10Pが現れた際も、このドロイドの護衛が見当たらない理由を突き止めるより、予定通りシャトルを発進させることを重視した。[2]
装備[]
BN-749は標準的な白いストームトルーパー・アーマーを着用し、コムリンクが内蔵されたヘルメットをかぶり、E-11ブラスター・ライフルを携帯していた。[2]
制作の舞台裏[]
BN-749は2015年2月16日に放送されたTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』シーズン1第14話『チームの絆』で初登場を果たした。<ラゴス>を護衛していた同僚のトルーパーともども、シャトル・トルーパー#1と#2(Shuttle troopers #1 and #2)としてクレジットされており、声優はそれぞれスティーヴン・ブルームとキース・ザラバッカだが、どちらがBN-749であるかは不明。なお、ブルームは同作でガラゼブ・オレリオスを、ザラバッカはシカトロ・ヴィザーゴも演じている。[2]