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BTL-B Yウイング(BTL-B Y-wing)はYウイング・スターファイターの一種である。クローン戦争期に銀河共和国が使用した。スターファイターボマーの役割を兼用するこの機体は、銀河内戦反乱同盟軍が使用したBTL-A4モデルの前身となった。

特徴

YwingCockpits-TCWs1BR1

BTL-Bの操縦席と砲座

BTL Yウイング・スターファイターの一種であるBTL-Bは、他のYウイングと同じく本体中央部と2機の後部エンジンによって構成されたが[2]、内部構造がむき出しのBTL-S3モデルや[4] BTL-A4モデル[5] といった同シリーズの他の機種と違い、機体全体がカバーに覆われていた。BTL-Bはコックピットの後ろにバブル型の旋回砲塔の砲座があり、パイロット1名と砲手1名によって運用され、アストロメク・ドロイド1体が乗り込むためのソケットが砲座の後方にあった。[3]

BTL-B Yウイングは砲手が操縦する砲台に加え、船首にレーザー砲を2門搭載し、プロトン魚雷の発射装置を備えていた。[3] またBTL-Bは必要に応じて他の爆発物を運ぶことができ、マラステアの戦いではエレクトロ=プロトン爆弾を運搬した。[6] シリーズの他の機体と同様、BTL-Bはハイパードライブを備えていたため自力でハイパースペース・ジャンプすることができた。[3]

歴史

BTL-B Y-wing rear

BTL-Bの編隊

BTL-B Yウイングは共和国宇宙軍の戦闘機として採用され、独立星系連合との戦いに使われた。22 BBY、BTL-B Yウイングによって構成されるシャドウ中隊カリーダ星雲の戦いに参加した。シャドウ中隊アナキン・スカイウォーカー将軍の指揮のもと、グリーヴァス将軍旗艦であるサブジュゲーター級重クルーザーマレヴォランス>に攻撃を仕掛けた。シャドウ中隊は<マレヴォランス>に搭載されたイオン・パルス砲をかいくぐり、この超兵器を仕留めることに成功した。[3]

ライロスの戦いでは、BTL-B Yウイングの中隊が惑星ライロス上空の封鎖突破に用いられた。[7] またマラステアの戦いでは、Yウイング・ボマーの部隊が新開発されたエレクトロ=プロトン爆弾を分離主義勢力ドロイド軍の隊列に向かって投下した。バトル・ドロイド軍はこの攻撃で機能停止したが、爆発で大地に縦穴が空き、古代獣ジロ・ビーストが長い眠りから目を覚ましてしまった。[6] 第二次ジオノーシスの戦いでも、BTL-Bの編隊がジオノーシスの地上砲台に爆撃を行い、ジオノージアン・スターファイターと空中戦を繰り広げた。[8]

制作の舞台裏

BTL-B Yウイングは2008年10月10日に放送されたTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』のエピソード『マレボランスの影』で初登場を果たした。[3] デザインはアーティストのラッセル・チョンが手がけた。チョンはStarWars.comの公式ブログにて、「『クローン・ウォーズ』のYウイングは本当に楽しいプロジェクトだった。デザインを完全に整った状態に戻したんだ。僕たちはYウイングを逆行設計して、爆撃機に回帰させた」とコメントしている。[9]

また『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の視覚効果アート・ディレクターだったジョー・ジョンストンが発案した、“反乱同盟のYウイングはカバーを剥ぎ取られた状態である”というアイデアも、クローン戦争期のYウイングのデザインに影響を与えた。旧3部作の設定資料集『スター・ウォーズ クロスセクション』にはカバーが取り付けられた“オリジナル”Yウイングのデザインが収録されているが、これは『クローン・ウォーズ』に登場したものと大きく異なる。[10]

チョンはルーカスフィルムのファイルにあった本物のYウイングをモデルにしつつ新しいデザインを加え、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』製作時にコリン・キャントウェルラルフ・マクォーリーが制作した初期デザインに描かれていたバブル型砲台を復活させた。[9]

登場エピソード

BTL-B Y-wing fighter

BTL-B

参考資料

BTL-BYwing-SWE

赤い塗装のBTL-B

脚注

他言語版
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